はっはっはー!
愉快である。
ついに、ゴールデンな祝日を迎えております。
憲法記念日たる3日は、例年通り、
どんたくの花自動車やら、右のほうの方々の街宣車やらの物音を
会社にて聞き及ぶ一日でありましたが、
ひと段落ついて、4日からついについに、やっとここまで来ましたよ~!の3連休突入。
昨日は、どんたくのお祭り騒ぎの天神へ。
浮かれながら、結婚指輪を購入し(意外と指が細いことが判明)、
大名にてイタリアンのゆうべ。
2次会には、彼との最初のデートで飲んだくれたバーへ行った。
ま、思えば最初から、よく飲んだものであった。
今日はご公務ということで、彼の実家の篠栗へ行きました。
彼の妹、りょうこちゃんが里帰りしてきている。
彼女は私と同い年にして、2歳になった男の子の立派なママ。
そう、今日は、私の甥っ子ちゃんということになる、サトシくんとも初対面でした!
お義母さん
「あの孫はねー、ほんと、特別、ワルそう坊主(→これって方言?)なのよ。
たろうのときは、ここまで腕白じゃあなかった気がするんだけどね~」
たろうくん
「や、あいつはほんと、ひどいよ。妹も疲れ果てとうもんね」
などと、かねてより悪名高い(笑)サトシくんだったのだが、お噂に違わず、
ちょっともじっとせず、あらゆるものに突進し、走り回り、
奇声を発し、お湯飲みやグラスをもってはひっくりかえし、、、、
でも、むちゃくちゃかわいい!!
ウエンツの幼少時代?!てほどに色白でおめめがくりくりしてて、
それはそれは愛らしく凶暴な2歳児でした。
お義父さん
「ほんと、この子が帰ってくると、僕らも大変なんやけどねー、
やっぱり寝顔なんか見るとね・・・」
そうだよね。ほんと、天使。
いいねー。子どもね。孫ね。
◆
夕方においとましたあと、たろうくんは大学時代の同級生飲み会に出かけていった。
私には久しぶりの留守番だ。
「だいじょうぶ? 今夜、何食べると?」
などと心配げな夫だったが、や、自分のごはんくらい何とでもしますから。
4月、どんだけ私が彼を頼りきっていたかがわかるってもんだ・・・。
◆
で、「冷蔵庫にあったものパスタ」を作って食べながら、録画してた昨日の『篤姫』を見る。
相変わらずのスイート大河なんだけど、
昨日の見どころのひとつは、
肝属尚五郎こと瑛太くんが、ともさかりえ演じるお近さんと祝言をあげるまでのあれこれ。
瑛太くんたら、薩摩の名家・小松家に養子に行って、
いよいよ歴史に残る名家老・小松帯刀への道のりを歩み始めるわけなんだけど、
今のところは、まだ子犬みたいに純真な尚五郎くんなんですよ。
それが、急にきりっとした顔つきになって、
「わからなくてもよいのです。とにかく、私の妻になってください」
なんて、お近さんにプロポーズですよ。
きゅいーん☆
泣いちゃう。
◆
や、今夜は、酔っぱらって帰ってくるだろう夫とテンションを合わせるために
(って、どういういいわけだ・・・・)、
ひとり、おうちでお留守番飲みをしてるわけで、今、缶ビール3本あけたところで、
私も順調に酔っぱらいへの道を歩んでるのですよ。
それで、いつかあとになって読み返せば、恥ずかしいどころか自分でもドン引きするかもしれんけど、
まぁこういうかわいい気持ちもあったんだってことで書いてしまうけど、
たろうくんへの信頼というか愛情のようなものは、
もちろんおつきあいしてたころから醸成されてきたのだが、
やっぱり、「結婚しよう」ってはっきり言ってくれたあのときが、根底にある。
なんせ、私のためにごはん作ってくれるみたいな雰囲気やったけんね・・・
ってもちろんそれだけではなくて(それもあるんかい)、
それから、私の両親に会い、たろうくんのご両親に私を紹介し、
引越しの準備をして両家の顔合わせやら結納やらのセッティングをして、
実際に引っ越して入籍して結婚式の打ち合わせしてっていう、この半年ちょっと、
彼は夫になる人として、ほんとに誠実に動いてくれた。
あのとき二人きりで決めた結婚するってことを、
お互いの家族や、周りの人たちにも認められ、喜んでもらえるように、
めんどくさい段取りも、こともなげにやってくれてる。
そしてごはんをつくって洗濯をして、ごみだしも、毎日のお風呂掃除もやってくれる。
私が仕事にかまけてることにも、飲んだくれてることにも超寛容。(ってやっぱりそれか。)
彼を見てると、ほんとの男らしさってこういうことだなーと私は思う。
自分が決めたことのために、あたりまえのようにきちんと動いてくれる。
人を責めない。
私は、楽しく酔っぱらいながら(!)、ぬくぬくと暮らしています。
その心地よさを感じるにつけ、
あの夜、「結婚しよう」って言ってくれた彼の心意気、覚悟を思う。
もちろんこれからも社会で働く私だし、彼とおんなじようにサラリーマンだから、
ことさら「守られてる」って感じはしないけど、
安心して仕事をできるのも、毎日おいしいごはんが食べられるのも・・・
って、ダンナか?俺、
や、とにかく、今までとおんなじようにのびのび暮らせるのも、
彼がいるからだなーと思うわけだ。
今日もたろうくんの実家に行って、そりゃあ嫁だから気は抜けませんが、
たろうくんのご家族は、彼を育てた家らしく、ほんとに大らか。
お父さんは優しく、お母さんは明るくて、
そういう中に自分がいることがとても不思議だけど、
新しい家族として(いちお、長男の嫁なのだが・・・)迎えてもらえることを、
今は素直にうれしいと思った。
ま、来週からの『篤姫』における大奥よろしく、嫁姑の争いは、これからかもしれないけどね。ふ。
明日はホテルに、結婚式の内覧会に行きます。
そして、竹馬の友・しずりんとデートだ。わーい。
◆
書き終える直前、彼が帰ってきた。お酒の香りをふんわりと、いや、ぷんぷんとさせて。
こういうときの私の楽しみは、
ゴキゲンな酔っぱらいに対して、ここぞとばかりに愛を語らせることである(笑
「奥さんが好きですかー?」
「えみちんがおらんと生きていけんよね?」
「かわいくてかわいくてしかたがないですか?」
などと、思いつく限りに絶賛させて、
「よし。よろしい。もう寝なさい。」
と言って風呂に入れ、寝かしつけ、ひとり晩酌を続けるのである。
風呂まですませた彼が、今、うしろで、ハナウタを歌い続けております。
もう寝ろ。