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風のガーデン

『風のガーデン』が始まるので、万全の体勢で見るべく、早めに切り上げた。
会社を出る前、電話すると夫も残業中。
冷蔵庫の中身について確認すると、
(ここんとこ、私のほうが毎晩遅くて、把握できてなかった、、、)
予想通り、週末近くなってきて乏しい我が家の食材。
買い物して帰るのも面倒だったので、余りもので素麺チャンプルを作る。
かなり微妙な出来栄えだった・・・。もりもり食べてくれた夫・タローよ、ありがとう。

『風のガーデン』、これは、中井貴一のドラマだね。
かの大河ドラマ「武田信玄」以降では、まともに見たこともないし、
線の細い印象がどうにも拭えなかったんだけど、彼のひとつひとつの表情にぐっときた。
うまいよー!唸る。

脚本も、とても細やか。そして王道。
こういうのをやりたい倉本さんが、「もうテレビの仕事はしない。」って言うわけだね。
確かに、こんなの見せられると、
安易な「釣り」を積み重ねるその辺のドラマはチャチに見えますな。
総受けするかっていったら多分そうじゃないんだろうけど、
(かったるくて見てらんない、て人は多いだろう)、
まあ、それはそれでいいんじゃないかって思う。
これが「清く正しいテレビドラマの姿。」とも思わないし。
昔のドラマは、たとえNHK大河であっても、もっと過激だったりテンポ速かったりしたしからね。


でも、ともかく、いいドラマになると思う。
で、これからどんどん重くなって、
そのドラマの重さを富良野の美しい花々と自然が癒してくれる、
それが「倉本クオリティ」なのだそうです。
(↑2ちゃんねるのドラマスレより引用。
 こういうのがたまにあるから、やっぱり2ちゃんのロムはやめられない)

緒形さんに思い入れのある一部の人にとっては、やっぱり特別なドラマになるんだろうけど、
ま、見たい人だけ見て、好きになる人だけ好きになればいいんだと思う。
ほかの番組と同様に。

見終わったあと、母親に電話した。
母もやっぱり、見てました。
by emit9024 | 2008-10-10 00:36


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