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Yo!! きょうだい!

外壁工事のためオフィスビルに組まれる足場。
身近なところだから意識的に見ることができたんだけど、もんのすごい勢いでできあがるよね、あれって。
まあ、当然、速度は作業人数とかにもよるんでしょうが。
足場の中に、昇降するための階段までできている(上手く表現できない・・・)。
作業員さんたち、命綱もなしに、地上10メートル以上の高さもゆうゆうと行き来してる。
プロだ・・・。
ああいう人たち見ると、下衆ながら、「いくらもらってるんだろう?」と考えちゃう。
たくさんもらっててほしいよな。

『ぼくの妹』第6話、昨日のブログを書いたあとで見たのだが、面白かった!
このドラマ、視聴率といえば7%あたりで推移している。
確かに、主演の兄妹(オダギリ、長澤さん)以外のキャストは、かなり地味。。。。
なんたって、ともさかりえちゃんは第1話であっけなく死んでしまって、実質の3番手・4番手といったら、千原ジュニアと大滝秀治さんですよ! 
ほんと、TBSは、『Mr.Brain』から、もうひとり、ふたりぐらいの予算回してやれよ!てなもんだ。

そして、ネットでの評判は、
「“ほのぼの兄妹もの”かと思わせといて、サスペンス?」
「サスペンスかと思えば、長澤さんと千原ジュニアの恋愛?!」
「何がしたいの?!」
「テンポ悪い! 話が進まない!」
「ながさわもおだぎりもひどい劣(以下略)」
などと、さんざんなのですが・・・。

でも、私は相変わらず、興味深く見てるんですがね。
とにかく、オダギリさんと長澤さんの兄妹のキャラと関係がいいの。ここに萌えられるか萌えられないかで、このドラマへの評価は大きく変わるんだろうね。
昨日の最後のシーンの兄妹げんかなんて、垂涎ものでした。

兄「おい!」
妹「おかえりー」
兄「おまえ、何やってたんだよ!」
妹「そろそろ帰ってくると思って、ごはん作ってたよ。メンチかつ作ってみたの」
兄「はぁー? メシなんてどうでもいいんだよ!」
妹「でも座って。お腹がすいてちゃ、ケンカもできやしない」
兄「おまえ、ケンカする気か?!」
妹「だって、お兄ちゃんだって気がすまないだろうし、あたしだって引っ込みつかないし。
  ケンカするしかないでしょ?!」
兄「おっまえ・・・開きなおったな」
妹(かまわず先に座って)「ソースは、ウスター? 中濃?」
兄「ちゅーのー!」(と、言い捨ててぼんっ、とカバンを床に投げ捨てて座る)

ここらへんのやりとり、絶品。

ヤケクソのようにメンチカツにどばどばっとソースをかけて、ごはんと一緒に頬張るオダギリさん。
ちょっと、中略して、

兄「とにかく、アイツだけはやめろ! 兄貴としてじゃなく、父親として言う!
  これ以上近づくな。
  ・・・おまえを不幸にしたくない。・・・頼むよ・・・」

このセリフ!
前半は語気荒く命令するも、既に後半では、泣きそうな顔して懇願してる。

兄「オマエ、他にやることあるだろ?
  お金貯めて、東京で家、建てるんだろ? 1億貯めるんだろ?
  おまえなら絶対できるよ。・・・そのほうが、おまえっぽくていいもん」

妹「・・・・」

兄「良かったら、将来、その隣に、病院作るよ。ちっちゃい診療所をさ。
  そしたら、時々は顔見れるし、楽しいだろ? そのほうが、希望持てるだろ?」

妹(憮然として)「・・・お兄ちゃんの顔見るのが?」

兄「・・・」(さすがに照れくさくなったのか、苦笑してごはんを頬張る)

妹「お兄ちゃん、お父さんの田舎で診療所やりたいって言ってたじゃない」

兄「・・・やっぱ、開業するなら東京のほうがいいかなって。いろいろ迷ってんだよ」

妹「お兄ちゃんでも迷うんだ」

兄「そりゃ迷うよ」

3回繰り返して見たけど、ほんとに面白いオダギリさんの演技。
美しさとかカッコよさとかかなぐり捨てた、切羽詰まった表情に引き込まれる。
見せてくれるなあ。
ちなみに、3回繰り返して見たけど、セリフはうろ覚えなので、完全な書き起こしじゃないです。なんかすいません。。。

タイトルは、2日連続でスーパーバタードッグより。
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by emit9024 | 2009-05-25 22:32

日々 Go Go さあともにいこう

●水曜日
走り始めてからなぜか不意に、「今日は距離を踏んでみよう」と思い立って、意図的にペースを落とし、普段より大回りのコースをとる。
103分のLSD(=Long Slow Distance)。
キロ7分近いペースを思い描きながらのジョグは、ほとんど息苦しさを感じないものの、徐々に、でも確実に、足の筋肉がこわばってきて、21時になったところで切り上げた。腿が固く、足首と膝に鈍い痛みがある。
翌日、ジョギングシミュレーターのサイトで距離を測ると、16.2キロだった。速度は、キロ6分半弱ってとこ。
ハーフマラソンまであと5キロかぁ・・・。走れないことはない気もするが、多分最後は、足がヘロヘロになるな。
あと、走った直後に血圧と脈拍を測るようにしてるんだけど、あれだけゆっくり走ったので息は全然上がってないと思ったのに、脈拍は1分間で128くらいで、ふだん、10キロをもっと速いペースで走ったときと同じぐらいまで達していたのが不思議だった。
そして10キロぐらいでは、走後もぴんぴんしてるんだけど、この日は帰宅後、体じゅうがダルくてしょうがなかった。
今夜は私が洗濯班になろうと思ってたのに、走ったあと1時間以上経った後もまだ回復せず、「一緒にやってくださいー」と夫に頼み込んで干し作業を。
この夜から、我が家のネットが理由も分からず繋がらなくなる。

●木曜日
ゆうべは「この調子じゃ、明日やばいかな」と思ったけど、意外にも起きたら筋肉痛はなし。
夜は、なおちゃんと待ち合わせ。徒歩2分くらいのところに住んでいる我々、ご近所さんらしく、平尾・薬院近辺で飲もうという作戦だ。
高宮通り沿いの「ゆるり」、何ヶ月かぶりに行くと、名物料理の鶏もも焼が姿を消していたのを始め、メニューががっさり改訂されていた。それも残念な方向に・・・。
美味しいんだけど、なんというか全般に、より原価が安く、より手のかからないものになっている。
まあでもそんなことには目をつぶり、何ヶ月かぶりに会う私たちは、いかにもアラサー会社員女子(なおちんは公務員だけど)的な話で大盛り上がり。
予想に反してなおちんのお酒がすすむので、もちろん私もご相伴。いつのまにかすっかりできあがっていたようで、家に帰ると、夫に「立派なよっぱらい」扱いをされた。

●金曜日
今月末から来月末にかけて、3月決算の法人では各種税金の申告の時期ですね。いつもギリギリになって泣きながら作っている外形課税の内訳書なんかも、今年は早めに手をつけています。有報の原稿作りの直接的な担当から外れたので、もう余裕です。
夕方、夫に「今日の夜ごはん何?」とメールすると(←出たよ悪妻)、「作りたくない・・・。パーッといくか?」て話になって、お互い今月のお給料ももらったので飲みに行くことにする。私、今週、3度目なんですが・・・。
まずは薬院、もと私の自宅近くに最近出来た串揚げ屋さん。ふたりで串20本くらい食べてお酒も飲んだのに、5,500円というお勘定は大変リーズナブル。
そのせいもあってか、たいへん繁盛していた。次々にお客さんが入ってくるので早めに退出し、次は私が5年来、通っているブリティッシュパブへ。ここではどんだけ気が大きくなってるのか、はたまた、毎日会ってる夫婦で何をそんなに話すことがあるのか、ってな話だが、お互い6、7杯ずつくらい飲んだんですかね。
帰ってからもさらにビール飲んだりして、まさにパーッといった感のある週末の夜でした。

●土曜日
今日は私が食事当番です。な、なんか久しぶりだな・・・。
メニューは、マカロニグラタン(鶏、玉葱、マッシュルーム)、チリコンカンらしきもの(豚ひき肉、大豆、玉葱、トマト缶)、サラダ(ハム、キャベツ、ブロッコリー、春雨)、トマト。
美味しくできましたー。

で、この日から始まったキムタクドラマ『Mr.Brain』見たんだけど、なんかあんまり面白くなくて、見た直後は口を辛くして罵ってた私なのだが、あれはやっぱり土曜日8時枠ということで、基本的に中高生なんかを対象にしてるってことなんでしょうか。
大好きなあやせはるかといい、今が旬のみずしまヒロさんといい、演技巧者の香川てるゆきさんといい、キャラ造形があまりにも紋切り型で魅力に乏しく、そうまでしてキムタクさんを持ち上げないといけないのだとしたら、彼の今後はますます厳しいものになるのではないかと思わざるを得ない。
そんな肝心のキムタクさんのキャラが、かなり鬱陶しい感じの「変わり者」になってたのも残念だ。

だいたい、同じTBSでその前の枠「キズナ食堂」に出てるキムタクさんを見ても思ったのだが、もう40歳も前にした男が、いつまでああいうキャラでいくんだろうか? いくらバラエティ番組だからといって、服装や髪型といい、言葉遣いといい、少年ぽさをなくさない、というよりも、大人になりきれてない感があってイタイ、と思っちゃうのは私だけ?
若者向けのドラマだから番宣もああいうふうになっちゃうんだとしたら、そもそも仕事選びを間違ってるような気がする・・・。
どんなに若者側に立とうとしても、本当の若者世代、今でいえばみずしまさんとかえーたさんとかみたいな人に比べれば、完全にフレッシュさなんてないんだし、それは年齢を考えればあたりまえのことなんだから、むしろかっこいい、大人の中の大人!て感じの役を演じて、ケツの青い若者に大いに立ちはだかるような俳優さんになってほしいなーと思う。
なんといっても、キムタクさんは、もはや好き嫌いを超えて、アラサーからアラフォー世代がもう15年以上も親しんできた大スターなんだから、視聴者に媚びたりせずに、大物の王道を歩んでいって欲しいんだよね。

●日曜日
1年に1回ぐらい訪れる「氷室冴子作品読み返しキャンペーン」を開催中。ここ2,3週間、えんえんと読んでます。たまらんね。少女時代のバイブルが、大人になってからも恥ずかしくなく読めるっていうのは、かなり珍しい。氷室さん、本当に素晴らしい少女小説家だった。つくづく、あまりにも早いご逝去が残念でならない。

夕方、走る。久しぶりにけやき通りから福岡城址のお堀端を通って、大濠公園へ。ちょうど10キロ、59分。4月は夫の入院と業務多忙で完全にブランクとなっていたけれど、今月に入ってからは割とコンスタントに走っているので、だいぶまた、心臓やら足やらが鍛えられた感じがある。

夜ごはんは夫・作、ほっけ焼きと目刺し、えのきやらのお吸い物、冷奴、茄子の浅漬け。
最近浅漬けポットを買っていろいろ試してます(夫が)。
『天地人』は、相変わらずどうでもいいようなことを延々と45分にわたって繰り広げていた。それでもまだ見てる私。もう執念の世界だ。
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by emit9024 | 2009-05-24 22:12

御大も若者も

また1週間の仕事の始まり。疲れたよ・・・。
たくさん喋ってたくさん手を動かして、あと、
経理なのになんで?て感じですが、たくさん足も動かす、この時期のわたくし。

21時45分退社、自転車こぎだしてみたら、
細かいけど結構な量の雨が降っていて、風も強くて、すんごいトロトロと帰ってきた。

今日の夜ごはん、「カレーにしようかな」と夫が言っていたけど、
肌寒かったのでシチューに変更されてた。美味しかったです。
あ、夫は今週、まだ自宅療養中です(←って、それをいいことにごはん頼りきり)

さて、昨日は寝る前に、『ぼくの妹』をCM飛ばしてチャチャっと見た。
オダギリさん長澤さんって、どちらも見る人を選ぶというか、
ファンとアンチがはっきりしている役者さんのような気がするけど、
私はどちらも割と好きです。

加えて、「少なくとも初回は見ないとな!」と思ったのは、
このドラマの脚本は、倉本さんや山田太一さんに勝るとも劣らない、
日本の脚本家の雄・池端俊策さんによるオリジナル脚本だから。
緒形拳さんとたくさん仕事をされていて、
NHKでやった緒形さんの追悼番組にもご出演されてました。
あと、大河ドラマ『太平記』の脚本を書いた人でもある。

緒形さんの主演作品としての遺作となった、
昨年夏に放送された『帽子』も池端さんが書いていて、
これは、HD録画して3回見て、3回とも私をベぇベぇ泣かせたドラマです。

御年70歳を超える池端さんが、
オダギリ・長澤の若い両者を主演に連続テレビドラマを書くなんて、
これはどんなものになるのか、興味が湧くというもの。

そんな(いい意味での)色眼鏡で見たからではないけれど、
やっぱりとても良くできたお話になりそうです。
キャラや筋立ての設定、せりふのひとつひとつがきめ細かくて、
説得力があり、思わず引き込まれてしまいます。
初回の昨日で、既にいくつもの謎が提示され、伏線も感じさせたが、
もちろんそれはすべて納得いく形で回収されるんだろうな、
という安心感がある。
楽しみですね。

長澤さんも、あの甘ったるい声やなんかに嫌悪感をもよおす人もいるようですが、
私はけっこう好きなんだよねー。
それに今や、決して大根じゃないと思うんだよね。
キュートで、でもちょっとヤバい感じのある、深い人物造形のされた今回の役で、
彼女の力量が、より認められるといいな、って思う。
お人形さん的なアイドル女優みたいに売り出してた頃よりも、
ちょっと人間味のある容貌になってきた今のほうが魅力的だと思うし、
スタイルも良くて、なんせ華やかで存在感のある女優さんだと思うので、
ついつい応援しちゃう。

だいたいあの年代は、上野樹里や蒼井優、宮崎あおい、堀北真希や戸田恵梨香など、
才能ある女優さんの宝庫なのだが、私、みんなみんな好きなんだよねー。
みなさん、これからもいい作品に巡りあって、どんどん伸びてってほしいなー、
事務所も仕事選び頼むよ!
と、おじさんみたいにホクホクと見守っていきたい私です。。。

オダギリさんは、よく映画で見せる、
「美しすぎて怖い・・・」みたいなオーラを、うまいこと消し去ってたのが、
逆にいい感じだな、と思います。
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by emit9024 | 2009-04-20 23:08

じつと手をみる (by 啄木)

のっほーん。

22時までに帰宅できる保証なんてどこにもない、
と、きのうのドラマ『BOSS』はあらかじめ録画予約するという
珍しい(?)周到さを見せた私だったが、
今日の『スマイル』の予約は完全に忘れていた・・・。
私の朝は、(むしろ会社に着いたら「ふうーっ」とひと息つくくらい)忙しい。てか、余裕がない。

「でも22時だもん、間に合うかもよね?」
と、一抹の望みを抱きながら働くも、
今日の仕事から解放されて我が家にたどり着いたのは、23時。
ああ、完璧なすれ違いですさ、スマイルなんかとは。
ひとりの家の中ですもん、いっさい、仏頂面ですさ。

なんで『スマイル』が見たかったかというと、まずひとつは、中井貴一。
や、別にファンでもなんでもない。
しかし、緒形拳を目当てに見始めた秋ドラマ『風のガーデン』での彼は
「凄い! これぞ、役者だ!」とコブシを握り締めることの連続で、
「また見たい、まったく違うドラマでの貴一を・・・
 一挙手一投足、セリフのみならず咳払いやため息さえも見逃さず堪能したい」
と思わせるに十分の演技だったのだ。
好みのタイプでもないのにそんなふうに思える役者との出会いは、そうそうない。

そしてもう一つは、このドラマの脚本家。
宅間孝行といえば、一昨年の秋、視聴率という世間一般のものさしと
思いきり乖離して、私が熱狂していたドラマ『歌姫』のホンを書いた人だ。
それと同じTBSの金曜22時という枠で、また彼がオリジナル脚本を担当するとあれば、
これはやはり、第1回から最終回まで、コンプリート視聴したいというもの。

加えて、主題歌は椎名林檎ってところに、制作陣の力の入りようも見てとれるし、
まつじゅんさんやガッキーさんの新たな魅力も見られるんじゃないかと期待してたんですよ。

しかし、第1回を見逃すと、視聴意欲もだいぶ薄れちゃいますよねえ。
ドラマというのは、初回に比べ、第2回の視聴率がダウンするのが通例っていうのも頷けますな。
来週もなあ・・・ついでに言えば、再来週とその次ぐらいまでは、
リアルタイムで見るのは難しそうだし、しかも翌土曜日も出勤という仕事のスケジュール。
き、厳しいかも。


さて。

今週号の「anan」買いました。
日笠雅水の手相見特集にバッチリ釣られました。
これは、糸井重里主宰のHP「ほぼ日刊イトイ新聞」とのコラボレーション。
「ほぼ日」でのマーコさん(日笠さんね。)の特集ページでも、
無料でたくさんの手相診断ができるっていうのに・・・。

『無料でたくさんの面白いコンテンツを提供して読者をトリコにし、
 その魅力が満載の有料のグッズ(ほぼ日手帳が代表的ですね)やイベント、コラボで収益を挙げる』

というのが、スポンサー収入のない『ほぼ日』のビジネススキームだそうで、
なぜスポンサーを自ら拒むかというと、コンテンツ作りに制約を受けないためだそうだ。

その姿勢を知ってからというもの、
また、「ほぼ日」にはこれからも末永く、楽しい読みものを提供してもらいたいので、
ふだん、ネット通販に懐疑的な(というかケチくさい)私だが、
積極的に「ほぼ日」出版の本やTシャツを買ったりもした。
好きなものに小遣いを費やす、というのは、もちろん些少な額だからだが、
非常に筋が通ってる気がするな、と、いたく感心したし、
自腹を切ることで、より「ほぼ日」に参加してる感じがあるのもまた楽しい。


と、能書きが長いんですけど、それでさっそく、マーコさんの診断を実践。
食い入るように、自分の手を見ましたよ。


●私の人づきあいのクセ ---→『マイペース』

「孤独を愛し、何事にもクール」

自分の世界を邪魔されるのを嫌うため、人との接し方は至ってクール。
何事にも流されない自分を持ち、
常に一歩引いたところから全体の状況を把握する、というのがスタンス。

そのため、人に土足でプライベートを干渉されたり、
集団行動を強要されるのは大の苦手。
落ち着いて信頼できる人だという評判も。

今のあなたは、自分らしくいられる場所があり、
対人関係にもストレスを感じず、いい状態。
でも、その場所にこだわるあまり、
誰とも深い関係が築けなくなる心配もあるので気をつけて。


●自分の才能や適職がわかる!お仕事編
---→『頼れる現場の司令塔』

物事をシンプルに判断することができ、
課題をスピーディに進行するのが得意。

好き嫌いがはっきりしていて、回答を曖昧にすることはないが、
断り方はとてもスマート。現場の司令塔として活躍していく人。

指示を出すだけでなく、自身も精力的に働くため、
周囲からの信頼が厚く、アドバイザー的存在としても頼られる。

テンポの良い会話が得意。
アイデアマンでプレゼン力にも富む。
ただ、中にはその堂々とした素振りを自信過剰と捉える人も・・・。
親しみやすい雰囲気作りをすることも大切。

公私共に時間の使い方が上手で、
無理めの用件ももやろうと思えばできてしまうため、
キャパ以上の仕事を引き受けてしまう面が。
心身に負担をかけかねないので、安請け合いは、ほどほどに。


おおお。思い当たるところがあるぞ。
「はっはっは、まーね。まあねぃ!」とオードリー・春日ばりに胸を張るにしろ、
「ひひーん。やっぱ、やっぱし、そうですかー?!」と顔を覆うにしろ。
なかなか痛快です。どっちの意味でも。

占いって、どんなふうにも解釈できるように示されてるもんなんだよ。

なんて、よく言われるし、基本的には、それに賛成。

しかし、

「手相には、人となりというものが表れるし、それはどんどん変わっていく。
 「この線って薄いけどありなの?」と自分で迷っても、
 自分の思ったとおりに解釈していい。
 自分で「ここには線がある」「ない」と決めるのが大事。」

という、マーコさんの流儀は、「ほぼ日」で読んだ時点でかなり納得するところがあったし、
そういう納得って、悪くすれば洗脳にもなりかねないんだけど、
マーコさんの場合、さすが「ほぼ日」で取り上げるだけあって、
どこまでもポジティブで自由自在なスタンスなので、

「こうやって、鏡をじっと見るみたいに自分の手を見て、自分で解釈して、
 頷ける、と思う部分だけ頷く。それは占いじゃなくて、
 勝手な自己認識の部分があっても、自分と向き合ってみようってことだけが大事。」
と、素直に思えるのだ。

確かに私は、マイペース。それが乱されると超いらつくし、弱さを露呈する。
物事を分析したり俯瞰したりしたがるタイプ。

自分が納得してることに対しては、割と身を粉にする・・・
というか、そうやって一生懸命になることで満足感を得たい。
だから、「無理かもだけど、それをできる自分になりたい!」とか思う。

外面は悪くないし、誰と飲みに行っても身の置き所がないようなこともないけど、
境界線を越えるまでは「外面」を保つし、
「ここまでは言う。ここからは言わない」みたいな線がはっきりあるので、
自分で自分を評価すると、「クローズな人」となるし、
周囲も決して、いい意味で「あけっぴろげな人」とは見てないだろう。。。

すごく「オープンな」人、人の懐にするりと入ったり、素直に人のこと受け止めたり、
いたずらに自分の主義主張に固執したりしない、
外部入力に制限をつけたりしない人のことは、とても尊敬するしうらやましくも思う。
(そして、私の夫が、けっこう、このタイプだと思う。)

でもね、なんだかんだいって、それが私という人だと思ってるし、
それは年月とともに変わっていく部分もあるとも思うし、
何より現状、「そういう人だよな。」って納得してる部分が大きい。
大まかに言えば、そういう、今の自分のことを認めてる。好きだと思える。
困ったところも含めて、(もちろんそれを変えていくことを拒んではいない)
今の自分で、おおむね、やっていけてると思う。

それは、基本的には、とってもいい状態だと思える。

しかし昔から気になるのは、私の手のひらの生命線が、左右両方とも、
途中で「ぶつっ」と大幅に切れて、ずれて続いてることだ・・・。
続いてる以上、早死にの相と判断されるわけではないと思うんだけど、
これは一般的に、「切れたところで、生き方とか環境が大きく変わる」
ことを意味するんだという。

人生80年くらいと見越すと、その切断部分は、まだ先のことなんだよね・・・。
しかも、そう遠くない時期っぽくて。
「ななな、何か起こります?! 切断時期って、ものすごくつらいの?!」
という不安は否めません・・・。
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by emit9024 | 2009-04-18 02:18

需要過多 (一過性?)

商売繁盛の日々です。
って、私が繁盛しても、会社、なんっも、儲からんのだが。
決算・監査に加えて、新年度に入っての案件なんかにも、この時期、お呼びがかかることは多い。
完全に、需要と供給バランスが崩れてます。私の。

ま、一過性のものだけんね。
ゴールデンウィークを仕事で塗りつぶすのが毎年悔しいが、
梅雨入りごろには、「あれ、あたしの人気は・・・?」てな具合で
対外的には開店休業状態になって、会計・税務オタクっぽく、見た目、引きこもりの日々に。
外向きも内向きもあるから1年でいえば収支が合うっていうか、バランス取れるとはいえ、
サイクルが長いから慣れるまでに時間がかかるんだよね、この仕事も。

さて、玉山鉄二さんです。
御館の乱に敗れて演歌の花道の向こうへ消えていった。。。
・・・や、実際は自害したらしいが、超チープなシーンでお茶を濁されていたという、
役柄的にも演出的にも超かわいそうだった上杉景虎としてのオンエアを終えたのは
まだ記憶にも新しすぎる数日前のことだが、
今日から始まったドラマ『BOSS』に、ご出演。
あー良かった、録画しといて。
またこれで3ヶ月間、毎週、玉鉄さんに会えるってわけね!

いやー、当分、あちこちで見れそうだね。玉鉄。
心地よい軽みを醸すにはまだまだぽいけど
(でも、昨年夏の、緒形拳主演NHKドラマ『帽子』では、けっこう飄々としてて良かった。
 あの路線もまた見せてほしい。)
眉間に皺を寄せるだけで絵になるってことは、
演技もだいぶ見れるようになってきたってわけだし(←何様だ、俺)。
なんせ、あの男前には、需要があるわー。

私の中でのイケメン三銃士のポジションをがっちり確保だよ。
あ、ちなみにあとのふたりは、長瀬さんと、伊勢谷さんね。
昔は、永瀬正敏みたいに、うっすい顔が好みだったんだけど、
年をとるにつれて、ちょっと絞ったら男汁がボタボタ垂れそうな、
濃い顔が好きになってきたのは不思議です。

あと、主役の天海さんね。
ああいう役やらせたら、やっぱりまだ彼女の天下なんだね。
熟女のフェロモンみたいなのが、一滴も抽出されない、あの感じ。

「サバサバ系ができるアラフォー女優」には、
黒木瞳とか篠原涼子、真矢みき、永作博美とかいろんなタイプがいて、
それぞれ好きなんだけど、
天海さんの「モテとか一切、意識してません。色気? ナニそれ?」
みたいな潔さは、稀有だよなー。

今はどうなのか全然知らないけど、私が小学生~中学生のときって、
夏休みや冬休み時期に、NHKで宝塚歌劇を放送してたんだよね。
ちょうどそのころ、天海さんは宝塚で「10年に1度の逸材」といわれ、
異例の抜擢で、瞬く間に男役トップスターへの階段を駆け上がっていってた。
なので、彼女の宝塚時代の舞台をけっこういくつも見たんだけど、
その中で一番好きだったのが、かっこいいけどコミカルな役どころ。
なんか、声の強弱とか、間の取り方が上手いんだよね、昔から。

ちなみにその頃は、真矢みきさんも宝塚で活躍してたけど、
彼女もかわいげある2枚目の男役で、すごく人気だったんだよな。
宝塚の男役といえば、その時代で言うと(前述の二人よりはちょっと前だが)、
もっとも華やかだったのは大地真央、
また、中性的な魅力で人気を博したのは一路真輝(『風林火山』で主役の勘助だった内野さんの奥さんになったね)
だと思うが、
天海さんと真矢さんは、いい意味での軽さ、コミカルさが、テレビドラマの世界に合ってるんだろうね。
ともかく、息の長い活躍をするって、とてもすばらしいことだなって思う。

あとこのドラマは、『コード・ブルー』の脚本とおんなじ人だよね。多分(未調査)。
キャラ設定とかネタとかにパクリが多いって指摘もあるけど、
上手くまとめてくる人だよなー。と素直に思う。
明日出る視聴率が楽しみ。春クールドラマ初の15%超えは、さすがにくるでしょう。
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by emit9024 | 2009-04-17 01:14

まさに、大山鳴動して鼠一匹・・・

NHKドラマ『白洲次郎』の公式HPを見ると、プロデューサーの文章が非常に興味深かった。

白洲次郎・正子夫妻の娘、桂子さんにドラマ化のお願いをしたが、「ドラマにならないと思います」と最初はずいぶん難色を示されたらしい。正子には古美術や伝統芸能についての著書が多くあるものの、次郎については、近衛文麿のブレーン・吉田茂の側近として活躍したはずなのだが、いわゆる「黒子」的な仕事が多かったのか、一次資料がほとんど残っていない。生前、本人が重要書類など焼ききってしまったということもあるようだ。

ようやくOKをもらったものの、娘さんは「いわゆるホームドラマにはしないでください。」と言う。白洲一家というのは、お涙頂戴の愁嘆場や分かりやすい愛情表現ではなく、一人ひとりの人格を尊重した毅然とした個人主義、独特の距離感で結ばれていたというのだ。

そこで、今回のドラマでは、白洲次郎の「史実」「実像」を再現するのではなく、取材の中から魅力的な「虚像」を創造し、彼の息吹やダンディズムの一端を感じ取ってもらうことに腐心したらしい。そういえば、ドラマの最後に「この作品は、事実を元にしたフィクションです」という字幕が出ていた。

第2話のみしか見ていないけれど、私に言わせればこの試みは大成功!だったと思う。

たとえば。
前々回、このブログのエントリでも書いたけど、次郎と正子は、喧嘩したり、お互いの本心を打ち明けあったりするとき、なぜか英語で話す。実際にそうだったらしいが、ドラマを作るにあたって、その部分は英語でシナリオを書き、役者に覚えさせ喋らせ、テロップを用意して・・・まぁ日本語でやるより面倒ですよね。もちろん、見ているほうは「ハァ? なんでこの人ら、日本人同士で、しかも日本で、英語喋りようとや?」と違和感を覚えるし、疑問も持つわけです。

でも考えてみれば、あの夫妻の本質的な繋がりをあらわすために、選んだ演出なのだろうと思う。喜怒哀楽を過不足なく伝達しあえるほど流暢に英語を喋れるということ、それは、現代とはまったく意味が違う。次郎と正子は戦前にイギリス留学できるほど上流階級の育ちであり、外国の文化や考え方に強く影響されてアイデンティティーを形成した彼らは、戦争へと突き進む日本にあって、まるで異質な存在だったということだ。

そんな二人が共鳴しあったのは不思議じゃない。ふたりは結婚して、3人も子どもを授かるのだが、それでもなお、向いている方向はまるで違う。次郎は疎開しつつも常に政治の世界をうかがい、しかし思うようにいかない世情や現実に傷つく。正子はいわゆる当時の良妻賢母とも程遠い感覚で、自分をもてあましている。“夫婦だから一心同体”なんていうわけにはいかず、すれ違い、「伝えたい、でも伝えられない」みたいなもどかしいシーンや、正子が気持ちを爆発させるシーンで、ふたりは英語で会話するのだ。

誰にもわかってもらえない、ていう孤独感をそれぞれ抱えた個人と個人が、それでも何かによって結びつき求め合う、その「何か」が、次郎と正子の場合、「英語」、つまり英語を話せるぐらいに当時あまりにも異質なルーツだったってことなんだろう。あんなに違う世界に生きて、別別の方向へ眼差しを向けながらも、なぜ二人がずっと結びつき求め合っていたのか、それをあの英語のシーンの数々は象徴的に表現してたんじゃないかなーと思う。

それから。
40歳を過ぎた次郎に、徴兵の赤紙が来るのだが、知り合いの軍部のお偉いさん(?第2話しかみてないのでイマイチわからないんですが・・・)に頼みに行ってそれを握りつぶしてもらうという印象的なシーンがあった。

お偉いさん(高橋克実さんが演じてた)は、「お国のためにみんなが出兵していくのに、行きたくないだなんて、恥ずかしくないのか! 私はあんたを見くびっていた」と激しく次郎を糾弾するのだが、彼は毅然として、「私は、こんなくだらない戦争にちょっとも自分を差し出したくはない! 私の本分はそんなことではありません!」と言い放つ。しかし一方で、疎開して自給自足をめざす彼に農作業を教えてくれた農家の青年が、「お国のために立派に戦ってきます!」「息子よおめでとう!」と出征し、やがて南方の島で戦死して、遺骸もないまま葬儀が執り行われるというふたつのシーンに、次郎が立ち会うところも、このドラマでは描いている。

愛国主義に疑いをもつことを許されない当時の世の中で、権力に一歩も屈しない、このシーンの次郎はとてもかっこいい。しかし、それが可能だったのは、ある意味、彼が「上流階級」に属し、一説ぶちあげればそれが通じるくらいのツテやコネをもっていたからなのだ。それは果たして本当に正しく、また、称賛すべきことなのか? 見てる私たちは考えずにいられない。

確かに、伊勢谷さんも中谷さんもすばらしく美しく、カメラワークや映像の色彩も凄く凝ってて、見ててうっとりさせるんだけど、見終わったあと「なんかズンとくる・・・」という自分の感覚をちょっと分析してみたら、「次郎さんかっこいい!」「正子さん素敵!」「こんな人が今の日本にいれば・・・」なんて、簡単に割り切れるように作られてはいないことがすぐに分かる。個人のエゴや、また逆に、個人がいくら頑張ったってどうしようもないことを、両方、見せている。実際、テレビの世界でこんな作品ばっかりだったら疲れてしょうがないんだろうけど、でも、こういうドラマをテレビで見られることはすごく意義深いなって思った。ま、NHKなんで、厳密にいうと、お金払って見てるわけですけどね。


で、一気に話は飛ぶんだけど、最近、とあるブログでダウンタウンが売れっ子になるまでの軌跡みたいなのをまとめてる文章を読みました。

今でこそダウンタウンといえば大御所だし、M-1やらR-1でも関西芸人の面白さは折り紙つきみたいになってるけど、ダウンタウンが大阪のレギュラー番組をすべて終わらせて東京に進出してきた頃は、全然、様子が違ったらしい。単独で番組をもてるのは、桂三枝師匠(あと、さんまさんかな?)ぐらいだったんだって。「夢で逢えたら」だって、当時はウッチャンナンチャンのほうが断然、人気も知名度もあったそうです。

で、満を持して“ガキの使い”が始まるんですが、二人の漫才やフリートークは、東京のスタジオではなかなかウケない。スタッフにも怒られる日々が続く。しかしそこで、彼らは客席に歩み寄らなかった。シーンとする客に向かって、「君らこんなんウケんのやんね、俺らオモロいんやけど・・・」とか何とか言いつつ、松っちゃんのボケをいちいち浜ちゃんが丁寧に拾っていくという方針を採用したそうです。こうやって書くと、「ふーん、そりゃそうなんじゃない?」て感じですけど、これは非常に地道な革命だったそうですよ。なんか、ちっともうまく書けなくて悔しいッス(書きながらの晩酌でほろ酔いになってきた・・・)

その後の破竹の勢いは周知の事実。松ちゃんは、「世間のニーズに合わせて笑いを作ったらアカン。ニーズを自分らが作りださんと」と言ってるらしいです。


こんなにダラダラ書いて「尻切れトンボ」とはまさにこの日記のことですが、夫も飲み会から帰ってきたので無理やりまとめる。
つまり、「わかりやすいことが常にいいことなのか?」と書きたかったのだ。

わかりやすいことは、一見、その場では受け容れられやすい。でも、わかりきったことは新しいことを生み出さない。
たかがドラマ。たかがお笑い。日常のあまった時間にのんびりテレビ見てるだけの時間。
それでも、「エ?」て思ったあとに「ああ!」と頷くのは、リラックスとは違う快感を生み出す。

作る側・与える側。その逆に、受け取る側。テレビやなんかでは私は常に後者だけど、現実の仕事や人間関係では、前者のがわに立つことも多々あるよね。どっちの側に立つときにも、生み出す面白さのことを忘れずにいたいなーと思う。ああ、結局、小学生の作文みたいなまとめですーーー。


ところで昨日の日記に書いた、WBC韓国チームのヘルメットのシール、ハングル文字の「マグマグ」。
昨日の時点では、「がんばれ!」「やります!」みたいなメッセージ性を帯びたフレーズだと思い込んでいたけど、
よくよく考えると、あれは普通に、企業の広告ですよね・・・。「コカコーラ」とか、「富士フイルム」みたいな。
もしかして、あの、メーリングマガジンの「まぐまぐ」企業のことなんですかね?
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by emit9024 | 2009-03-10 23:21

ノーブレス・オブリージ

ゆうべ放送されたNHKドラマ『白洲次郎』の第2回を見た。番宣等も目にしていなかったため、ほとんど先入観も期待もなく見たら、これがすごく面白かった。第1回を見逃してしまったのがたいそう悔やまれる・・・。

あのあたりの昭和史については、高校の日本史で習ったのと、大人になってからいくつかの本を読んだ程度の知識しかない私。なんせかなり現代に地続きな、しかもものすごくデリケートな時代であることを考えれば、ドラマでの歴史の描き方については(たとえどのような描き方をしても)賛否両論が起こるだろうことは想像に難くないけれど、それにしても作り手の気魄みたいなものがビシビシ伝わってきて、画面から目が離せなかったよー。

とにかくひとりひとりの人間に血が通ってて、誰を変に持ち上げすぎたり美化しまくることもなく、みんながみんな、どこか弱かったり不安定だったり懊悩したりと、「欠けた」ところを描いていて、だからこそみんなに感情移入できるという人物造形の仕方は、ほんと、今年の大河ドラマに爪の垢煎じて飲ませたいぐらいだ。

特に、伊勢谷友介さんは惚れ惚れするほど男前で、中谷美紀さんは常人離れした気高さでね。この世にも美しいカップルの、つかず離れずの微妙な距離感、安易なホームドラマ的な家族愛なんかでは括れない、複雑な思いが絡まりあった夫婦の描き方は見事。

中谷美紀さんが演じる白洲正子。家事にも育児にも興味がもてず、能や古美術の世界に魅せられて自分の道を模索する中で、「白洲次郎に飼われている犬だ」とその道の大家(亀治郎さんが演じてた)に吐き捨てられ、ショックを受けて酔っぱらって朝帰りした家の門の前、パリッとスーツを着こなして仕事へ向かうべく出てきた夫、次郎がいる。

「あなたは立派よね! 吉田さん(茂さん、のちの首相ね。)にも気に入られて立派な仕事をして! それに比べてわたくしは最悪・・・。こんな女をもらって後悔してるでしょ! 自分が何者なのかすら、見失いかけてるのよ!」
「そんなことない! 君は最高のライバルだ!」(←次郎、英語で。帰国子女であるこの夫婦、喧嘩が始まるとなぜか英語です)
「嘘つき!(Liar!!)」
「嘘じゃない! 君にしかできないことが必ずあるはずだ! 君は君らしくあればいい!」(←英語ね、これも。)
ふらふらの足取りでバッグを振り回して暴れる華族の令嬢である妻を、背後から強く抱きしめる夫。ワーキャー。
素晴らしい脚本を記憶のみで改変してすみません。いやーしかし、中谷さんの演技に痺れた。かなり我がままで自分勝手なお嬢様で、やりようによっては明らかにムカつく女なのに、あくまで品が良く、でも必死で、とにかく美しい・・・。

見終わったあと、妙にずーんと凹んでる自分が。

でも思うんだよね、なんも考えず、ただただ痛快でスカッとするような娯楽作品はもちろん人生の清涼剤として必要なんだけど、佳作、良作、名作ってのは、見たり聞いたり読んだりしたあとに、圧倒的に残るものがあるんだよね。それは、「感動の余韻」とかいう表現ですら、あまりに薄っぺらくなってしまうほど重たいもの。ハッピーエンドだろうがバッドエンドだろうが、どんなに感動的だろうが、そういう「作品の色、種類」とは関係ないの。終わったあと、すぐに日常に戻ってこられないような、目の前に紗がかかったような、重石をどーんと担いだような、涙も出てこないような、何か、こてんぱんに打ちのめされた感覚。

自分の日常、相対するささやかな生活には、なんの影響もないことなんだよ。そういう感覚を味わったあとでも、自分のすべきことは何一つ変わらない。普通に掃除や炊事をしたり、仕事に向かったりするわけです。でも、なんか、こういうことの積み重ねって、やっぱり長い目でみたら、その人の在り様というか、大げさにいうとアイデンティティみたいなものに、ちょっとずつ影響していく気がする。生まれや育ち、出会ったことがらや関わった人たちなどという、いわゆる直接経験みたいなものが、「その人となり」を決めていくんだろうけど、本とか映像とか音楽とか、そういう「間接的な」経験っていうのかな、何を見て読んで聞いて、そして感じたか(考えたか、ってほどの深さじゃなくてもね。)っていうのも、けっこうその人のルーツになったりするよね。

この先について踏み込みたいところがちょっとあるんだけど、悲しいかな時間がないので今日はここまで。うーん、最近、いろいろ考えちゃうんだよな。なんか結構、実は大いに意味ある時期なんじゃないかって気がする・・・。
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by emit9024 | 2009-03-08 22:52

もちろんたくさん寝ましたし。

先週後半いろいろ。

・サラリーマン御用達のお安い居酒屋にて、キープしたての焼酎5合瓶、女ふたりで飲み干す。もちろんその前には中ジョッキ生も数杯、飲み干している。

・今クールのドラマにどうにも興味がもてないため、DVDレンタルして過去のドラマを鑑賞することにする。

・『マンハッタンラブストーリー』 脚本、宮藤官九郎。
 キョンちゃん好きの私は彼女の作品を丹念に追っていきたい、という気持ちもありましてね。

・↑2003年放映だって。ぜんっぜんテレビドラマ見てなかったころだな。

・いつもより50円高い餃子を買ってみた。すごく美味しかった(焼いたのは夫)。

・周防正行監督作品『それでもボクはやってない』をDVDで見る。

・超話題作なので、あらすじはだいたい知ってたんだけど、それでも見ごたえあったー。
 淡々としてるのに1シーンも見逃せない!ていう緊張感。映画を見たな、ていう満足感。
 
・『映画生活』サイトやなんかで人々の感想を読むと、「この映画が、どうのこうの」っていうより、「痴漢冤罪の怖さって、どうのこうの」だとか、「警察や裁判所って、どうのこうの」ていう視点のものが、ものすごく目立った。見る人をのめり込ませた証拠といえるでしょう。

・脚本や演出の素晴らしさはあらためて言うまでもないが、キャスティングの妙にも感心。もちろんちょっとカッコいくて素朴で、でもじゅうぶん一般人らしい加瀬君の主人公は、まるでドキュメンタリーを見てるかのように、見る者をするっと感情移入させる。でもこの映画、内容が内容なので、そういう、いい意味で「役者臭のない」人ばっかりだと、「これはノンフィクションか?」てくらいに、つらくて嫌~な気持ちになってくる。途中から役所広司が主人公サイドの弁護士として出てきて、「あ、これは映画だったー、そうだ、フィクションだよー」って、無意識のうちにホッとした気がしたのだ。んで、さらにあとから登場する小日向さん。この人の登場シーン、相当さりげないがゆえに、なおさら「おおっよく見る顔だー!」と期待を煽り、果たしてその役どころは、、、て感じで、とにかく、2時間以上あるこの長い映画を、少しもダレさせない。

・日本アカデミー賞の授賞式を見るのが大好き。それは、授賞式を地上波で映す唯一の国内の映画賞だから。まあそれだけスポンサーががっちりついてるということか、商業的側面も大きく、必ずしも映画賞としての権威にみちみちてる賞ってわけじゃないことは大人になってから知ったけど、それでもやっぱり好きだ。

・ノミネートされた人の登場する場面を丹念にVTR紹介し、礼装の俳優さんたちが壇上に上がり、去年の受賞者がプレゼンテーターになってドラムロールが響いて恭しく発表する。基本的に演技でしか見ることの出来ない映画俳優たちが、自分の生の言葉を喋る。もう全体的にわくわくするのです。

・今年は、パッとテレビをつけたら最優秀助演男優賞の山崎努のスピーチ最後半だった。ものすごくいい表情でものすごくいいことを喋ったみたいだった、ああ。。。全部見たかった。もちろん、そこから先は最後までガン見しましたよ。木村多江さんが最優秀主演女優賞をとったのでとてもうれしかった。「ぐるりのこと」未見だけど、なんか絶対、自分にはぐっとくる映画だと確信してるので。

・主演男優賞やら作品賞やらは、「おくりびと」がとることは、多分もう満場一致でわかりきっていたけど、相変わらず三谷さんがわざとらしいパフォーマンス(両手を組んで祈るポーズから、作品名が発表されるや否や悔しそうな表情に一転してグラスの中身を飲み干す)とかしてて、それもまた風物詩よね。本人も、エッセイで「自分はああいう“賑やかし”のためにノミネートされてると思ってる」的なことを書いてた。でもいつか三谷さんにも受賞してほしいな。あんまりロコツに意図せずして、結果「あー今年は三谷作品しかないよね!」て感じで受賞したら素敵だと思うんだけど・・・。難しいか。

・土曜日、夫が昼間仕事だったので、私が夕食の準備をかってでる。♪寒い夜だから~♪、鶏団子鍋だ。か、簡単だな・・・。でも鶏団子おいしくできたぞ。簡単だけど・・・。鍋したらお腹いっぱいになるまで食べちゃうので(ビールもすすむので)、食前にランニングした。意味あるのか・・・。

・日曜日は夫が台所登板。昼、ゆうべの鶏ひき肉残りを使ったミートソーススパゲティ。
夜は、炊き込みごはん(鶏もも肉、ごぼう、にんじん、玉ねぎ)、サバの味噌煮、きんぴらごぼう、白菜と椎茸・長葱のお吸い物。

・完璧だ。完璧すぎる食卓。意欲あふれる、素朴な家庭料理たち。満足度120%だ。料理上手な奥さんをもつ旦那さんの気持ちがわかる。でも、その中には、「奥さんたるもの料理が上手いのは当たり前」なんて、自分の幸せにてんで気づいていない旦那さんもいるだろう。そういう家庭に、私は時おり、奥さんの代理として派遣されていくべきだな。「幸せ気づかせ人」として。

・週末、本を4冊購入。どんどん読んでいる。幸せ・・・。
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by emit9024 | 2009-02-23 22:34

四十男の華やかさ

3ヶ月ほど前から訴えていた計数について、
ようやく営業サイドが理解してくれたことを示す案件を複数確認し、密かに快哉を叫ぶ。
各所に調整をお願いしていたので、きっとどなたかのご助力もあってのことだろう。
ありがとうござります。

今夜も21時半帰宅すると、夫の姿はなし。
「ん、今日も飲んでる? もしや残業か?」
はかりかねたので、とりあえず炊飯器のスイッチ入れて、お味噌汁だけ作る。
ちょうど始まって間もないドラマを見てると、夫、帰る。
飲んでた。二日連続なので気がとがめたのか、何やら一生懸命に事情を説明していた。
別に、なんちゃないのにね。

ドラマは、佐々木くらのすけさんとか谷原しょうすけさんとか小日向さんとか、
いいかげん食傷ぎみでもある脇がそろっていたが、
主演の江口洋介は顔面筋肉の動きもなかなか堂に入ったもので、
四十代はじめの俳優って、脂が乗り切ってて素敵よね!
なーんて、ときめく三十路女子のわたくしでありました。
謎が謎を呼ぶって感じに煽りまくった初回でしたけど、
ちゃんと伏線とか全部、回収してくれるんでしょうねー。
大山鳴動して鼠一匹、みたいなラストになったりしたら嫌よ。

しかし一人暮らし打ち切ってから、私ったらドラマっ子だな・・・。なぜ。
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by emit9024 | 2009-01-07 00:03

始動。

寒いけど、いいお天気の朝。ごはん食べながら、
「こーんな綺麗な朝日、何だか久しぶりに見るなあ・・・
 お休みの間は、ずっと寝坊だったから・・・」と、ぼんやり思い、
(福岡の日の出は、関東よりも約1時間、遅いですからね)
でも次の瞬間、
「あー、会社行きたくないよう」と、心で叫ぶ。

家を出て、ふと思い立ち、いつもと違う道のりで会社に行く。
ぼやっと自転車こぎながら、
「今日が仕事始めの人、多いだろうなあ。みんな、行きたくないんよな。きっと」
と、周りを行く勤め人らしき人々の『やる気ない度チェック』を始める。

スーツだろうとカジュアルめの私服だろうと、
ばちっとお洒落な女の人は、やる気あるように見える。

早足でスタスタ歩いていくサラリーマン風の人は、覚悟決めてるって感じ。

連れ立ってぼそぼそ話しながら寒そうに歩いてるおじさん二人。
やる気ないな、これ。

スラーッと私を追い越してったお兄さんは、
スーツなんだけど軽そうなマウンテンバイクにまたがってて、
しかも両手離しで運転してた。
この人、仕事なんて屁とも思っとりゃせんね。

スーツなんだけど荷物をたくさんベビーカーにかけて、
もちろんそこには赤ちゃんが乗ってて、ああ、これは保育園に送って出勤するお母さんだ。
こりゃ、忙しさMAX、憂鬱度MAXだな!!!

てな感じで、会社に着いて、周りの人たちに年始の挨拶とかして、
パソコン立ち上げて、年末に作ったTO DOリストチェックして、
ためこんでる部署の購読誌をひらいて最初に読んだのが、
淡々と会計基準をレクチャーするこの雑誌(経営財務)には珍しいくらい、不景気感丸出しの特集だった。
・・・・・・。
幸先悪い出だしだぜ。

始業時間になり、年始の全体朝礼。社長の訓話。
うちの社長、結構、話うまいんよね。
いかにも地元財界人って感じ。
まあ、話し慣れてるんだろうけど、いちお、ゆうべだか今朝だかに、
この席で何を言うか考えてきたんだろうな。
不景気業界にある経営者の仕事始めって、どれくらいやる気あるんですかね。

席に戻ると、部署での朝礼。
さっそく始まる四半期決算作業に臨む我々を、上司が鼓舞する。
いつもやる気でえらいよな。この人も。
でも、朝礼が終わったら、
「あー、正月、すんごい忙しかった。もう疲れて疲れて。」と、さっそく、愚痴られた。
そうよね。休み明け、ダルいっすよね。
ま、忙しくも充実してる彼のプライベートなんだろうけどさ。

しかし、社会人の皆さん、だいたいそうなんでしょうが、
さんざん憂鬱顔してみても、職場に出てみると、何となく体が動くもんなんよね。
身についた(貧乏症的)職業感覚よ・・・。

そんなこんなで早速残業。
21時半帰宅すると夫がいないので、「あいつ飲んでるな!」と確信し、
さっさと作りおきのもので夕食すませ入浴し、お湯を沸かして軽く焼酎を飲みつつ、
昨日の『天地人』をもう1回DVDで見る。


うーん、初回としてはじゅうぶん、及第点なんじゃないかな!やっぱり。

信長とか秀吉といった英雄を、誰がどういうふうに演じるのか?!
ってワクテカとするのが、有名武将が登場する戦国大河の序盤では、恒例のお楽しみ。

信長って、どうも濃い顔で濃い演技をする人がやることが多いけど、
今回の吉川こうじさんは、扮装すると、はっきりと薄顔。
すっきりとした目鼻立ちだけど、何となく癇症な感じで、
家臣や諸大名に恐れられる信長・・・ていう、あの有名な肖像画に、
実はかなり近い雰囲気を醸し出してくれるんじゃなかろうか。

笹野たかしさんの秀吉は、史実における信長との年齢差を考えたら
笑っちゃうほど老けてるんだけど、
オープニングで出たキランキランの衣裳でのいかにも小物っぽい関白姿は白眉。
藤吉郎からどうやってあんなふうになってくのか楽しみ。

大河でも実生活でも「弟」キャラが定着していた高嶋まさのぶが、
ついに主人公の父親を演じてるのも感慨深かったし、
高嶋礼子の仙桃院は、見事なぐらいのはまりっぷり。
(この人、なんで今まで大河に出演経験なかったんだろう?!)

時代でいうと、一昨年の『風林火山』のラスト、勘助が死んだあたりから
ちょうど今回の大河は始まってるわけで、つまりは時系列的にほぼ続いてるわけで、
「直江(景綱)と柿崎、急に老けて、しかも獰猛になったなあ!」とか、
「緒形さん演じてた宇佐美が、冒頭5分で死んじゃったよう・・・
 しかしあの宇佐美が舟遊びで自分まで死んじゃうようなチョンボ、ありえん。」とか、
「今ごろ武田家は悲劇に向かってまっしぐらかあ・・・」とか、
あれこれ妄想するのも楽しいものです。

そして何と言ってもやっぱり謙信、阿部ちゃんですよう。
あの濃さ! 阿部ちゃんだけで、ごはん3杯は、いけますよう。
ラストシーン、まだ子役の主人公を、
ひょいと片手でひねりつぶせそうでしたよ。目だけで殺せそうでしたよ。
かつて『毛利元就』の初回で、同じく子役だった元就の前にどーんと立ちはだかった
緒形拳・尼子経久を髣髴させるような、圧倒的な存在感!
それでいて、和尚さんとお姉ちゃんと仲良く饅頭食べたりしてるシュール。
彼が出演する2ヶ月間は、文句なしに楽しめそうです。
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by emit9024 | 2009-01-05 23:53