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近くて遠い場所になった

福岡でいちばん都会なところといえば「天神」である。
東京とかに比べりゃ、まさに小都会だが・・・。

「天神」から、南へ10駅下った町(の団地)で育った。
南へ10駅というと、普通電車で30分かからないくらいだ。
10才で、同じ路線を5駅分、天神へ上った町へ引っ越した。

大学に入って、天神から東に伸びる地下鉄、6個目の駅の町でひとり暮らしした。
就職する前にいったん実家へ戻った。

25歳になるころ、天神の南隣の駅の町で再びひとり暮らしをして、
29歳と半年で、もうひとつ南へ下った駅、平尾に引っ越して結婚した。

ちなみに、「天神」と、JR九州「博多」駅は、地下鉄で5分の距離で、これもとても近い。

つまり、なんだかんだで、都心で暮らしてきたこれまでの人生。
特に、大学に入ってからは、都心(あくまで福岡レベルの話ね)の自転車移動範囲内に暮らしている。

子どものころは、天神に遊びに行くのがすごく楽しくて、特別だったなー。
限られたお小遣いで、午前中から夕方まで、デパートだとかウロウロするってことに興奮した。
もちろん、お昼はマックだとかミスドとかのファーストフード。

大学生になってからはバイト先も天神に求めたし、
就職してからも、
友だちや恋人とのショッピングにランチ、
夜はライブハウスに出入りしたり、小さなギャラリー覗いたりイベントに混じったり、
やたら安い居酒屋に入り浸ったりもしてた。
もちろん、酒を飲もうが帰りが深夜だろうが、移動はチャリが基本。

いつのころからだろ?
天神が私の生活圏から外れたのは。
いつのまにか、あんまり行かなくなってる。

車をもったこともないから、特に移動範囲が広くなったわけでもないし、
子どもができたりして郊外の大型ショッピングセンターのほうが用途に合うわけでもない。
朝まで遊んだりすることはなくなったけど、
仕事してて、当座のお小遣いに困るほどでもないので、今もよく外で飲んでる。
仕事・・・。まあ仕事は(業務上、一定時期は特に)忙しいけど、
でも25,6のときのほうが、少なくとも仕事の拘束時間は今より長かった。
それでもあのころ、天神は今より身近だった。

今でももちろん、天神に行かないことはない。
洋服だ小物だのショッピングは天神ですることが多いし、
友だちと天神で会うこともある。
天神のいくつかの大型本屋さんには、定期的に行ってる気もするし。

今はあくまで、「何かしらの、目的をもって」行ってるんだろうな、天神には。
だから、目的以外で、不必要にうろうろしない。

「近いんだし、その気になれば、いつでも行けるし。」みたいに思って、
「今日は靴を買うため」「誰々とランチするため」「お中元的な贈り物を」「ついでにジュンク堂をチェック」
という目的を果たすと、サッと未練なく帰る。

いかんせん、天神のど真ん中でなくても、私の生活範囲はそこそこ都会で、
しゃれたお食事どころとか、お菓子屋さん・雑貨屋さんといった贈り物を買う場所、
気の利いた本屋さんなんかもあるので、天神に行く必要性も減ってる。

平尾(自宅)、薬院、白金、清川、高砂、住吉、博多(会社)。
だいたい自宅と会社を結ぶ道のりで、外食も買い物も事足りるし、
ちょっと足を伸ばして美味しいものを、ってことになると、
西中洲、春吉、赤坂、あるいは今泉あたりに行くことが多い。
天神ど真ん中、ってこと、ほんと少なくなったよなー。

別になんのオチもない日記です。
ふと思っただけです。
でもこういう生活範囲の変遷て、ちょっと、「年を経たな」て感じがする。
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by emit9024 | 2009-04-29 23:22

しょうもなくなんかないもん

月末が近いとはいえ、カレンダーのとおりに営業日が設定されている我が社、
この時期になると、「GWどっか行く?」的な話題がほうぼうで聞かれるわけで、
しかも今年は高速道路がバカ安くなったりしてるもんだから、
気合入れたスケジューリングの人もちらほら。

しかし、私に言わせりゃ、「ゴールデンウィーク? なにそれ?」て話。
今日も22時45分帰宅、明日の祝日もこんな具合で終日仕事だ。
まあ毎年のことだから、いいかげん慣れてはいますよ。
しかも今年は、夫@自宅療養中が、毎晩ごはんを作ってくれる。

「ああ、世の中のダンナさんて、『美味しいごはんが待っている!』と思うだけで、
 家に帰るのが楽しみだったりするんだろうなあ・・・・
 そして奥さんは、そんなダンナさんのために張り切ってお料理したりするんだろうな。」
とか思いながら、毎日、深夜の博多の街を、しこしこ自転車こいで帰宅してますよ。
自宅療養=家事全般引受の夫、おつかれさまです。
心底、感謝してます・・・。

5月の連休後半は、なんとか休みを確保すべく、がんばってます。
しかし、「休みになったとして、何する?」って、とてもじゃないけど遠出とかする余力なし。
どこにも行きたくなんかないんです。
人の多いとこなんて、もってのほかです。
とにかくゴロゴロしたいんですよー。
以前にも増してインドア派。年ですかね。

子どもちゃんとか居るお宅のお父さんお母さんって、
こういう気持ちを押して、出かけたりするんだろうなー。
ほんと、親ってエラいね。
ま、行ったら行ったで、家族の喜ぶ顔見たりするのも楽しいんだろうね。
しかしともかく今の私には、ゴロゴロするのが何よりの気力体力の回復につながるのです。
ゴロゴロを夢見てがんばるの。
しょうもなくなんかない! 俺は疲れてるんだー! 寝かせろー!

とはいえ、こう忙しくても、興味関心やりたいこと、いろいろありはするのです。
それらは、ちーっとも、人に語っても「価値なし。」みたいなことなんだけど、
私にとっては、むちゃくちゃ、しょうもあることたち。
なんか、それで全然いいんだな、って、最近ちょっと明るい気持ちです。
書き留めておきたいこともいろいろあるんだけどなー。時間がなくて。

とりあえず、会社で今年度の有休消化計画を提出しなきゃいけないので、
世界陸上@ベルリンをできるだけテレビにかぶりついて見られるよう、スケジュール組みました。
これぞインドア派の真髄だ!
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by emit9024 | 2009-04-29 00:02

my ニックネーム。

いやー、今日は久々にHPゼロに接近するぐらいのダメージを受けましたよ。

土曜なのに仕事21時まで延々としてたとか、
きのうの夜、危うく、つよぽん化しそうなぐらいまで飲んでたこととか、
帰りのタクシーで気持ちいいぐらいのセクハラ運転手と意気投合してたこととか、
いろいろあって、体力気力ともに消耗した今週後半でしたが、

今日、帰ってきて、今週撮りためてたDVD見てたんすよね。
まずは、今日の午前中に、未公開映像を加えて再放送されたNHKスペシャル。
天皇皇后両陛下のご結婚50周年に際して製作されたドキュメンタリー。
もともと75分の枠で放送されたのが、115分に拡大しての再放送ですから、
さすがは国営放送、大盤振る舞い加減っていうか、
いったいどんだけの映像を撮ってたんじゃい!ていうか、
とにかく硬派の皇室ウォッチャーとしては垂涎ものの番組。

「こんなにカメラ近づけて、今上天皇たる両陛下の私語が電波に乗るなんてねー!
 ありえない、レア映像よ!!!」
と熱狂する私を尻目に、
「うち、こんなにNHK見てるんだから、やっぱ、いよいよ受信料払うべきかな・・・」
なんて、現代っ子の夫は淡々と処してましたが、
まあ、この番組については、襟を正して書きたいこと満載ってわけで、
これ以上はここでは触れません。

で、そのあと、今週の『アメトーーーク』の録画を見たですよ、夫とふたりして。
有吉・ロンブー亮、出川、上島が出席しての「芸人ドラフト会議」。

「あのね、ひな壇ってのには、ちゃんと席次があるの。
 上段の、ココとココ、それから、下段のココとココが、いい席なんだよね!」
と力説し、
「アンタ、なんでそんなこと知ってんの・・・?」
と引き気味の夫に、
「エミちんは何でも知ってるの! 
 天皇陛下のことから、ひな壇芸人のことまで、何でも、ことごとくな!!!」
と唾を飛ばしながら(つよぽん目指す勢いで)飲酒するわたくし。

世間の皆さんと同じく、今もっとも注目すべき芸人は有吉弘行なわけで、
私もことあるごとに、夫を相手にその才気を語っているのだが、
録画視聴終了後、これまで有吉が著名人に対して言い放った数々のあだ名を列挙し、

「井上和香さんは、『クチビルお化け』。タモリなんて『昼メガネ』だよー?
 秀逸すぎるよね、有吉!!! 怖い!!!
 さて、ねー、エミちんにあだ名をつけるとしたら、どう?」

と、何の期待もなく、かるーく振ってみると、 
夫、間髪入れず、淡々と、

「ちびっこ大将。」

と、きたもんだ。

がくーーーーっ。
素で崩れ落ちた・・・。

「小さく前にならえ。」が常態の、
会社でもこの9年間、「ちびっこ御三家」の地位を譲らない、身長150センチ、体重41キロ、
ミニマリストの名を欲しいままにするわたくし、
しかし、
「どんだけエラいん?! 何様!?」
て勢いで、言うことにしろ態度にしろ、不必要に、無駄に大きく、
そしてそれを、理解ある周りの人々が
「はいはい、あー、そーですね。」
的に受け流して笑ってくれてる、っていう状況を、こうも見事に言い表されるとは・・・。

大言壮語を吐いても、しょせんは(つよぽんに勝るとも劣らない)「裸の王様」だぜ、俺。

タロー・・・。
あなどれない。
こんなに鋭く自己にまつわる現状認識したのは、久々だぜ。

皆さんも、近しい人々に、ぜひ、あだ名をつけてもらってみてください・・・。
ほんと、かなりのダメージを受けます・・・。
私、週明けから、このあだ名を披露して、周りの反応を見たいと思います・・・。
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by emit9024 | 2009-04-26 01:17

この血に通う何かが?

思いもよらず監査法人が早く会社から撤収したので、
20時半にはなっていたが、勢いに乗って夫を誘って近所の居酒屋に寄って帰ってきた。

たいらぎ貝のお刺身、かんぱちの竜田揚げ、かなぎ、いかの一夜干しなど、安くて美味しかった。

さて、平々凡々とした、単なる1視聴者としての立場もわきまえず(?)
地上波のテレビ番組なんかに対しても、相当に勝手気ままな感想を
会社や家庭でぶちまけたり、ここで書いたりしているわたくしだが、
その、なんの根拠もない感情的な意見とはまったく関係なく、
「どの番組を見るか。」
「どの俳優・女優さんが好きか。」
みたいな直感的なとこが、私の唯一のきょうだいである姉と、
けっこう一致してるんだな、って認識して面白い今日このごろ。

あんなに女子ウケの悪い(というイメージの)長澤まさみさんのこと、
うちのお姉ちゃんも、好きらしいんです。
長澤さんの、顔にも声にもスタイルにも、文句ないらしいです。
だよね?! だーよーねー?!

会社でも、女子どうしで放送中のドラマやなんかに対して、
昼休みにあーだこーだ喋ったりしてるけど、
もう10年以上も一緒に住んでないし年齢も5歳違うお姉ちゃんとの意見が、
以外にも合うんだな、ってことが非常に興味深く、なんか掘り下げたくなる。
血ですかね?
それとも、幼い頃、同じ環境で育って、知らず知らずに培われた価値観が、
こういう現象を起こすのかしら?

ま、冷静に考えて、単なる偶然なんだろうけど、
なんせ二人きりのきょうだいなので、妙に面白く思う。
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by emit9024 | 2009-04-22 23:41

御大も若者も

また1週間の仕事の始まり。疲れたよ・・・。
たくさん喋ってたくさん手を動かして、あと、
経理なのになんで?て感じですが、たくさん足も動かす、この時期のわたくし。

21時45分退社、自転車こぎだしてみたら、
細かいけど結構な量の雨が降っていて、風も強くて、すんごいトロトロと帰ってきた。

今日の夜ごはん、「カレーにしようかな」と夫が言っていたけど、
肌寒かったのでシチューに変更されてた。美味しかったです。
あ、夫は今週、まだ自宅療養中です(←って、それをいいことにごはん頼りきり)

さて、昨日は寝る前に、『ぼくの妹』をCM飛ばしてチャチャっと見た。
オダギリさん長澤さんって、どちらも見る人を選ぶというか、
ファンとアンチがはっきりしている役者さんのような気がするけど、
私はどちらも割と好きです。

加えて、「少なくとも初回は見ないとな!」と思ったのは、
このドラマの脚本は、倉本さんや山田太一さんに勝るとも劣らない、
日本の脚本家の雄・池端俊策さんによるオリジナル脚本だから。
緒形拳さんとたくさん仕事をされていて、
NHKでやった緒形さんの追悼番組にもご出演されてました。
あと、大河ドラマ『太平記』の脚本を書いた人でもある。

緒形さんの主演作品としての遺作となった、
昨年夏に放送された『帽子』も池端さんが書いていて、
これは、HD録画して3回見て、3回とも私をベぇベぇ泣かせたドラマです。

御年70歳を超える池端さんが、
オダギリ・長澤の若い両者を主演に連続テレビドラマを書くなんて、
これはどんなものになるのか、興味が湧くというもの。

そんな(いい意味での)色眼鏡で見たからではないけれど、
やっぱりとても良くできたお話になりそうです。
キャラや筋立ての設定、せりふのひとつひとつがきめ細かくて、
説得力があり、思わず引き込まれてしまいます。
初回の昨日で、既にいくつもの謎が提示され、伏線も感じさせたが、
もちろんそれはすべて納得いく形で回収されるんだろうな、
という安心感がある。
楽しみですね。

長澤さんも、あの甘ったるい声やなんかに嫌悪感をもよおす人もいるようですが、
私はけっこう好きなんだよねー。
それに今や、決して大根じゃないと思うんだよね。
キュートで、でもちょっとヤバい感じのある、深い人物造形のされた今回の役で、
彼女の力量が、より認められるといいな、って思う。
お人形さん的なアイドル女優みたいに売り出してた頃よりも、
ちょっと人間味のある容貌になってきた今のほうが魅力的だと思うし、
スタイルも良くて、なんせ華やかで存在感のある女優さんだと思うので、
ついつい応援しちゃう。

だいたいあの年代は、上野樹里や蒼井優、宮崎あおい、堀北真希や戸田恵梨香など、
才能ある女優さんの宝庫なのだが、私、みんなみんな好きなんだよねー。
みなさん、これからもいい作品に巡りあって、どんどん伸びてってほしいなー、
事務所も仕事選び頼むよ!
と、おじさんみたいにホクホクと見守っていきたい私です。。。

オダギリさんは、よく映画で見せる、
「美しすぎて怖い・・・」みたいなオーラを、うまいこと消し去ってたのが、
逆にいい感じだな、と思います。
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by emit9024 | 2009-04-20 23:08

初夜はしっかり

夫の入院について、周りのいろんな人に心配してもらった。
本当にありがとうございます。

しかし、心配やお見舞いには、親密な人であればあるほど、
「あんたが家でなんもかもダンナさんにさせよるけん、疲れきっとったんやないと~?」
という、お言葉も添えられていてたのが事実。
ははー。

夫はきのう土曜日の午前中、退院しました。
私は仕事だったので、退院手続きにはタッチせず。
21時過ぎ、帰宅すると、夫と、やけに片付いた家が迎えてくれた。
物置きと化していたテーブルはすっきり整えられ、
洗濯ものは干してたたむところまでやってあり、
そして、夜ごはんができてたー! 
うっほほーい。

今日はやっとお休み。
限界に挑戦する勢いで、寝た寝た。

ゆうべは本当に我ながら驚くほど疲れきってて、
夫との祝杯も缶ビール1本で終了。
やっとの思いでお風呂に入り、23時半には早々に寝たというのに、起きたのは14時。
タローチャーハンを食べて、またすぐに寝床へ、次に起きたら17時40分。

夜ごはんは、塩さば・大根おろし・具沢山の豚汁・トマト。もちろん、夫・作。
夫が再び体を壊す日も遠くはないんじゃないかっていうほどの活躍させぶりだ・・・。

さて、今日の『天地人』では景勝(北村一輝)と菊姫(比嘉愛未)が結婚。
ひがさん、かつらが似合うねー。お姫様の扮装が見事。正統派の美人さんですな。

「主要人物の初夜」というのは、大河ドラマには100%の確率で登場する、欠かせないもの。
そして、イチローさんの打率ぐらいの確率で、
お嫁さんが懐剣を持ち出してあーだこーだ・・・となるのです。

先週の予告シーンにも、真っ白い夜着にキラリと光る短剣が映っておりましたから、
楽しみにしておりましたよ。にやにや。

今年の大河クオリティですから、ま、あんなもんかな・・・てな感じの雑さ加減でしたが、
ここは、大河の伝統を重んじてあのシーンを組み入れただけでも、良しとしましょう。
初夜のいさかいは、またもや兼続さんがしゃしゃりでてきて解決し、
「お菊が言うておった。越後の夜明けは美しい、と・・・。」
とか、景勝さんが兼続さんに話す言葉で、
「あ、夜明けまで仲良く、ご一緒にお過ごしになったのね~」
と視聴者に想像(妄想)させる顛末に落ち着きました。

ともかく。
景勝さんは女子に覆いかぶさるシーンがサマになりすぎだ!
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by emit9024 | 2009-04-19 21:55

じつと手をみる (by 啄木)

のっほーん。

22時までに帰宅できる保証なんてどこにもない、
と、きのうのドラマ『BOSS』はあらかじめ録画予約するという
珍しい(?)周到さを見せた私だったが、
今日の『スマイル』の予約は完全に忘れていた・・・。
私の朝は、(むしろ会社に着いたら「ふうーっ」とひと息つくくらい)忙しい。てか、余裕がない。

「でも22時だもん、間に合うかもよね?」
と、一抹の望みを抱きながら働くも、
今日の仕事から解放されて我が家にたどり着いたのは、23時。
ああ、完璧なすれ違いですさ、スマイルなんかとは。
ひとりの家の中ですもん、いっさい、仏頂面ですさ。

なんで『スマイル』が見たかったかというと、まずひとつは、中井貴一。
や、別にファンでもなんでもない。
しかし、緒形拳を目当てに見始めた秋ドラマ『風のガーデン』での彼は
「凄い! これぞ、役者だ!」とコブシを握り締めることの連続で、
「また見たい、まったく違うドラマでの貴一を・・・
 一挙手一投足、セリフのみならず咳払いやため息さえも見逃さず堪能したい」
と思わせるに十分の演技だったのだ。
好みのタイプでもないのにそんなふうに思える役者との出会いは、そうそうない。

そしてもう一つは、このドラマの脚本家。
宅間孝行といえば、一昨年の秋、視聴率という世間一般のものさしと
思いきり乖離して、私が熱狂していたドラマ『歌姫』のホンを書いた人だ。
それと同じTBSの金曜22時という枠で、また彼がオリジナル脚本を担当するとあれば、
これはやはり、第1回から最終回まで、コンプリート視聴したいというもの。

加えて、主題歌は椎名林檎ってところに、制作陣の力の入りようも見てとれるし、
まつじゅんさんやガッキーさんの新たな魅力も見られるんじゃないかと期待してたんですよ。

しかし、第1回を見逃すと、視聴意欲もだいぶ薄れちゃいますよねえ。
ドラマというのは、初回に比べ、第2回の視聴率がダウンするのが通例っていうのも頷けますな。
来週もなあ・・・ついでに言えば、再来週とその次ぐらいまでは、
リアルタイムで見るのは難しそうだし、しかも翌土曜日も出勤という仕事のスケジュール。
き、厳しいかも。


さて。

今週号の「anan」買いました。
日笠雅水の手相見特集にバッチリ釣られました。
これは、糸井重里主宰のHP「ほぼ日刊イトイ新聞」とのコラボレーション。
「ほぼ日」でのマーコさん(日笠さんね。)の特集ページでも、
無料でたくさんの手相診断ができるっていうのに・・・。

『無料でたくさんの面白いコンテンツを提供して読者をトリコにし、
 その魅力が満載の有料のグッズ(ほぼ日手帳が代表的ですね)やイベント、コラボで収益を挙げる』

というのが、スポンサー収入のない『ほぼ日』のビジネススキームだそうで、
なぜスポンサーを自ら拒むかというと、コンテンツ作りに制約を受けないためだそうだ。

その姿勢を知ってからというもの、
また、「ほぼ日」にはこれからも末永く、楽しい読みものを提供してもらいたいので、
ふだん、ネット通販に懐疑的な(というかケチくさい)私だが、
積極的に「ほぼ日」出版の本やTシャツを買ったりもした。
好きなものに小遣いを費やす、というのは、もちろん些少な額だからだが、
非常に筋が通ってる気がするな、と、いたく感心したし、
自腹を切ることで、より「ほぼ日」に参加してる感じがあるのもまた楽しい。


と、能書きが長いんですけど、それでさっそく、マーコさんの診断を実践。
食い入るように、自分の手を見ましたよ。


●私の人づきあいのクセ ---→『マイペース』

「孤独を愛し、何事にもクール」

自分の世界を邪魔されるのを嫌うため、人との接し方は至ってクール。
何事にも流されない自分を持ち、
常に一歩引いたところから全体の状況を把握する、というのがスタンス。

そのため、人に土足でプライベートを干渉されたり、
集団行動を強要されるのは大の苦手。
落ち着いて信頼できる人だという評判も。

今のあなたは、自分らしくいられる場所があり、
対人関係にもストレスを感じず、いい状態。
でも、その場所にこだわるあまり、
誰とも深い関係が築けなくなる心配もあるので気をつけて。


●自分の才能や適職がわかる!お仕事編
---→『頼れる現場の司令塔』

物事をシンプルに判断することができ、
課題をスピーディに進行するのが得意。

好き嫌いがはっきりしていて、回答を曖昧にすることはないが、
断り方はとてもスマート。現場の司令塔として活躍していく人。

指示を出すだけでなく、自身も精力的に働くため、
周囲からの信頼が厚く、アドバイザー的存在としても頼られる。

テンポの良い会話が得意。
アイデアマンでプレゼン力にも富む。
ただ、中にはその堂々とした素振りを自信過剰と捉える人も・・・。
親しみやすい雰囲気作りをすることも大切。

公私共に時間の使い方が上手で、
無理めの用件ももやろうと思えばできてしまうため、
キャパ以上の仕事を引き受けてしまう面が。
心身に負担をかけかねないので、安請け合いは、ほどほどに。


おおお。思い当たるところがあるぞ。
「はっはっは、まーね。まあねぃ!」とオードリー・春日ばりに胸を張るにしろ、
「ひひーん。やっぱ、やっぱし、そうですかー?!」と顔を覆うにしろ。
なかなか痛快です。どっちの意味でも。

占いって、どんなふうにも解釈できるように示されてるもんなんだよ。

なんて、よく言われるし、基本的には、それに賛成。

しかし、

「手相には、人となりというものが表れるし、それはどんどん変わっていく。
 「この線って薄いけどありなの?」と自分で迷っても、
 自分の思ったとおりに解釈していい。
 自分で「ここには線がある」「ない」と決めるのが大事。」

という、マーコさんの流儀は、「ほぼ日」で読んだ時点でかなり納得するところがあったし、
そういう納得って、悪くすれば洗脳にもなりかねないんだけど、
マーコさんの場合、さすが「ほぼ日」で取り上げるだけあって、
どこまでもポジティブで自由自在なスタンスなので、

「こうやって、鏡をじっと見るみたいに自分の手を見て、自分で解釈して、
 頷ける、と思う部分だけ頷く。それは占いじゃなくて、
 勝手な自己認識の部分があっても、自分と向き合ってみようってことだけが大事。」
と、素直に思えるのだ。

確かに私は、マイペース。それが乱されると超いらつくし、弱さを露呈する。
物事を分析したり俯瞰したりしたがるタイプ。

自分が納得してることに対しては、割と身を粉にする・・・
というか、そうやって一生懸命になることで満足感を得たい。
だから、「無理かもだけど、それをできる自分になりたい!」とか思う。

外面は悪くないし、誰と飲みに行っても身の置き所がないようなこともないけど、
境界線を越えるまでは「外面」を保つし、
「ここまでは言う。ここからは言わない」みたいな線がはっきりあるので、
自分で自分を評価すると、「クローズな人」となるし、
周囲も決して、いい意味で「あけっぴろげな人」とは見てないだろう。。。

すごく「オープンな」人、人の懐にするりと入ったり、素直に人のこと受け止めたり、
いたずらに自分の主義主張に固執したりしない、
外部入力に制限をつけたりしない人のことは、とても尊敬するしうらやましくも思う。
(そして、私の夫が、けっこう、このタイプだと思う。)

でもね、なんだかんだいって、それが私という人だと思ってるし、
それは年月とともに変わっていく部分もあるとも思うし、
何より現状、「そういう人だよな。」って納得してる部分が大きい。
大まかに言えば、そういう、今の自分のことを認めてる。好きだと思える。
困ったところも含めて、(もちろんそれを変えていくことを拒んではいない)
今の自分で、おおむね、やっていけてると思う。

それは、基本的には、とってもいい状態だと思える。

しかし昔から気になるのは、私の手のひらの生命線が、左右両方とも、
途中で「ぶつっ」と大幅に切れて、ずれて続いてることだ・・・。
続いてる以上、早死にの相と判断されるわけではないと思うんだけど、
これは一般的に、「切れたところで、生き方とか環境が大きく変わる」
ことを意味するんだという。

人生80年くらいと見越すと、その切断部分は、まだ先のことなんだよね・・・。
しかも、そう遠くない時期っぽくて。
「ななな、何か起こります?! 切断時期って、ものすごくつらいの?!」
という不安は否めません・・・。
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by emit9024 | 2009-04-18 02:18

需要過多 (一過性?)

商売繁盛の日々です。
って、私が繁盛しても、会社、なんっも、儲からんのだが。
決算・監査に加えて、新年度に入っての案件なんかにも、この時期、お呼びがかかることは多い。
完全に、需要と供給バランスが崩れてます。私の。

ま、一過性のものだけんね。
ゴールデンウィークを仕事で塗りつぶすのが毎年悔しいが、
梅雨入りごろには、「あれ、あたしの人気は・・・?」てな具合で
対外的には開店休業状態になって、会計・税務オタクっぽく、見た目、引きこもりの日々に。
外向きも内向きもあるから1年でいえば収支が合うっていうか、バランス取れるとはいえ、
サイクルが長いから慣れるまでに時間がかかるんだよね、この仕事も。

さて、玉山鉄二さんです。
御館の乱に敗れて演歌の花道の向こうへ消えていった。。。
・・・や、実際は自害したらしいが、超チープなシーンでお茶を濁されていたという、
役柄的にも演出的にも超かわいそうだった上杉景虎としてのオンエアを終えたのは
まだ記憶にも新しすぎる数日前のことだが、
今日から始まったドラマ『BOSS』に、ご出演。
あー良かった、録画しといて。
またこれで3ヶ月間、毎週、玉鉄さんに会えるってわけね!

いやー、当分、あちこちで見れそうだね。玉鉄。
心地よい軽みを醸すにはまだまだぽいけど
(でも、昨年夏の、緒形拳主演NHKドラマ『帽子』では、けっこう飄々としてて良かった。
 あの路線もまた見せてほしい。)
眉間に皺を寄せるだけで絵になるってことは、
演技もだいぶ見れるようになってきたってわけだし(←何様だ、俺)。
なんせ、あの男前には、需要があるわー。

私の中でのイケメン三銃士のポジションをがっちり確保だよ。
あ、ちなみにあとのふたりは、長瀬さんと、伊勢谷さんね。
昔は、永瀬正敏みたいに、うっすい顔が好みだったんだけど、
年をとるにつれて、ちょっと絞ったら男汁がボタボタ垂れそうな、
濃い顔が好きになってきたのは不思議です。

あと、主役の天海さんね。
ああいう役やらせたら、やっぱりまだ彼女の天下なんだね。
熟女のフェロモンみたいなのが、一滴も抽出されない、あの感じ。

「サバサバ系ができるアラフォー女優」には、
黒木瞳とか篠原涼子、真矢みき、永作博美とかいろんなタイプがいて、
それぞれ好きなんだけど、
天海さんの「モテとか一切、意識してません。色気? ナニそれ?」
みたいな潔さは、稀有だよなー。

今はどうなのか全然知らないけど、私が小学生~中学生のときって、
夏休みや冬休み時期に、NHKで宝塚歌劇を放送してたんだよね。
ちょうどそのころ、天海さんは宝塚で「10年に1度の逸材」といわれ、
異例の抜擢で、瞬く間に男役トップスターへの階段を駆け上がっていってた。
なので、彼女の宝塚時代の舞台をけっこういくつも見たんだけど、
その中で一番好きだったのが、かっこいいけどコミカルな役どころ。
なんか、声の強弱とか、間の取り方が上手いんだよね、昔から。

ちなみにその頃は、真矢みきさんも宝塚で活躍してたけど、
彼女もかわいげある2枚目の男役で、すごく人気だったんだよな。
宝塚の男役といえば、その時代で言うと(前述の二人よりはちょっと前だが)、
もっとも華やかだったのは大地真央、
また、中性的な魅力で人気を博したのは一路真輝(『風林火山』で主役の勘助だった内野さんの奥さんになったね)
だと思うが、
天海さんと真矢さんは、いい意味での軽さ、コミカルさが、テレビドラマの世界に合ってるんだろうね。
ともかく、息の長い活躍をするって、とてもすばらしいことだなって思う。

あとこのドラマは、『コード・ブルー』の脚本とおんなじ人だよね。多分(未調査)。
キャラ設定とかネタとかにパクリが多いって指摘もあるけど、
上手くまとめてくる人だよなー。と素直に思う。
明日出る視聴率が楽しみ。春クールドラマ初の15%超えは、さすがにくるでしょう。
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by emit9024 | 2009-04-17 01:14

経験バトン

お友だちのバトンを受け取ってみました。

入院 ○: 小学5年生のとき。ヒマを言い訳に当時新刊だった瀬戸内寂聴の『女人源氏物語』を買ってもらって4冊読破。

手術 ○:上記の折、盲腸手術。全身麻酔のため、どうってことなし。

骨折 ○: ソフト部時代に指を。このへたくそめ!

献血 ×:血液状態を知るために成分献血をやってみたいと思いつつ、はや数年。

失神 ×:「生徒諸君!」読んであこがれてました。

しゃぶしゃぶ ○: これ何でトピックになってるの? なんか面白い答えとかってあります? ノーパン?

エスカルゴ ○: 好き。

補導 ×: あ、酔っぱらって行き倒れて警察に拾われたことはあります(成人後。)

女を殴る ×:記憶にない。

男を殴る ×:そんな、殿方に手をあげるなんて・・・

就職 ○:卒業したら職に就くことに疑いをもったこともなかった。

退職 ×:なんだかんだで早9年目。

アルバイト ○:むしろ学業より優先。

海外旅行 ○:基本、鎖国政策だが、アジア圏のみアリ。

海外留学 ×:鎖国政策による。

ギター ○:バレーコードはクリア。

ピアノ ×:オルガンなら。

バイオリン ×:あったらステキだなあ。

メガネ ○:テレビ見たりするとき。普段は裸眼生活。視力は0.1以下と思われる。

オペラ鑑賞 ×:見たら大好きになりそう・・・。

テレビ出演 ○:5歳のころ、我が保育園を取材に来たローカル番組にて。

パチンコ ×:我ながら意外かも。

競馬 ○:貴族のたしなみでしょう。

合コン ○:女子のたしなみでしょう。

北海道 ○:夫による接待旅行にて。や、新婚旅行だったんですけどね。

沖縄 ×:人生、損をしてる気がするなあ。

四国 ×:パスポート持ってませんから。

大阪 ○:でも何したんだっけ?

名古屋 ○:10回近く行ったかも。

エスカレータを逆走 ○:あると思います。

フルマラソン ×:かなえたい夢。

自動車の運転 ○:ペーパーながらも資格もち。

10kg以上の減量 ×:10kgやせたら30キロだよ。ちびっこですから。

交通事故 ×:ありがたいことです。

電車とホームの隙間に落ちる ×:ありがたいことです。でも、いつも落ちるんじゃないかとひやひやしてます。

1万円以上拾う ×:そのときの自分の反応が読めない。(嘘だ、ホクホクと懐に入れるくせに!)

ピアス ×:意外と保守的。

100万円以上のものを買う ×:資産の取得はないが、費用計上したことはあり。結婚式。

ラブレターをもらう ○:そういえばいろいろと。

幽体離脱 ×:金縛りなら。

先生に殴られる ○:中学時代の日常茶飯事。

徒競走で1位 ○:これ、子どもにとっては栄誉だよね~。自信がつく。

妊婦に席を譲る ○:さすがにあるさ。

他人の子どもを叱る ×:いじめるのは好きです。

20過ぎてシラフで転ぶ ○:しかも前歯を折った。

同棲 ×:ということにしておこう。

ストリート誌に載る ×:そういう痛い過去っていいよね!

2M以上の高さから落ちる ×:勘弁してください。

学級委員長 ○:しかし特に実働した記憶はない。名誉職・・・?

恋人が外国人 ×:鎖国政策による。

刺青 ×:刺青小説には萌えます。

ナンパする ×:誰も引っかからないでしょうよ。

ナンパされる ○:そんな時代もありましたな・・・。

1年以上付き合う ○:昔から長いおつきあいが好み。

1週間未満で別れる ×:上記のとおりなので、あったらトラウマ。

ディズニーランド ○:浦安近郊に住んでたら、年会員になった自信あり。

異性に告白 ×:そういや、ないな。

同性から告白される ×:百合小説には萌えます。

中退 ×:めっそうもない。

留年 ×:なりふりかまわず単位をかき集めて卒業。

浪人 ×:経験者はけっこういい経験だった、とみんな言うよね。

喫煙 ○:良くないよね・・・。

禁煙 ×:いつかきっと・・・。

酔って記憶をなくす ○:もう特に驚きません。

飲酒運転 ×:さすがに教習所ではできないッスよ。

保証人 ○:最近、夫の入院および手術の保証人になったのよね。どきどき。

食中毒 ×:最近、似たような症状を催したことはあり。多分ノロ的なもの。

無言電話 ×:おかげさまで。

ピンポンダッシュ ×:たぶん。

マイミク整理 ×:そんなことになるほど、人間関係、広げられません。

ニコニコ動画 ○:愛すべきもの。

二重飛び ○:最盛期は100回くらいできました。

側転 ×:やりたかったー。どうやったらできるの?

金銭を他人に貸す ○:友情を賭けて。もちろんお金は捨てたつもりだったけど、返ってきたのよ、これがー。20万円!

書初め ×:ある人、なんて書いたか覚えてます?

2ちゃんねる ○:いつくかのスレッドに常駐(読む専)

オフ会 ×:興味あり。

友だちの彼(彼女)を好きに ×:冒険心なし。

キセル ○:あるよね? 軽犯罪!

選挙に投票 ○:しようね。

選挙活動 ×:立候補も応援も、あれば「マル」ですよ。

徹夜 ○:飲むか、プレステか、試験勉強。今は無理です。

麻雀 ×:やったら間違いなくハマる自信があるので、手を出さずにきましたよ。

窓ガラスを割る ×:反抗期の故意による経験者さん、あなたは、神です。

信教 ×:その自由は日本国憲法で保障されています。

コンプリート ○:続きものの本やマンガ。

バレンタインチョコを作る(男性編:バレンタインチョコで告白される) ×:そういう労力(気持ち)をかけない派。

三角関係 ×:未熟者ですから。

一夜限りのラブアフェアー ×:きゃー、みなさんのを答えを知りたい。ありだと思います。

何もなしの添い寝 ○ :人生いろいろです。

クリスマスにシティホテル ×:その年代の方々! さあ語って!

ローラースケート ○:その全盛時代、小学生でした。

タイヤ引き ○:ソフト部時代。

うさぎ跳び ○:けっこう体育会系だったのね。

第2ボタンをgetする またはgetされる ×: 第1ボタンなら。

送辞 or 答辞 × :記憶があやふやだが、やった気もする。作文派(?)だったので。

家出 × :あったらステキだよね。

万引き ×:あったらステキ・・・でもないが、意外とあったりするもんじゃないですか?

親とチュー ○:両親とも有り。幼き頃の日常的スキンシップ。

ディスコ ×:時代に間に合いませんでした。

クラブ ○:親不孝通りの。

コンサート ○:小沢健二、B’z、アムロナミエさん、エアロスミス、レッチリ。年を感じるねぇ。

夏フェス ×:これこそ、やっときたかったよ。まだ遅くない?

有名人と交遊 ×:しいて言えば長崎の芸妓、ちーちゃんは学生時代からの親しい友だち。

サイン会 ○:藤本ひとみ(少女小説家)。中学生時代。

ドンペリ ○:しかも高校時代。

プロポーズ ×:するのも乙だったかも。

コスプレ ×:あえて言うならウェディングドレス。

制限速度オーバー × : 普通道路で20キロオーバーぐらいは、オーバーって言わんよね?

元号の移り変わり ○:昭和53年生まれ。みなさん、そのとき何してました? どう思いました?

ということで、最後のほうは勝手に質問を付け加えてます。
これ、友だちとかの答えも見てみたいよなー、ていう質問を。
意外とサクサク答えられますので、どうぞやってみてください。
お友だちのブログでこのお題があったら、嬉々として読みます。
バトンまわしてくれたペックさんも、気が向くときがありましたらば、「二重飛び」以降をどうぞ。

それにしても、面白みもないうえに、ロクでもない我が半生(?)が浮き彫りにされますねー、この企画。
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by emit9024 | 2009-04-16 00:30

仲良きことは美しきかな。なんかじゃ到底言えない50年

昼休み、病室で夫と一緒に昼ごはんを食べる。

病院食のそれぞれのメニューを、
ちょこっとずつ、おすそ分けしてもらうのがマイブーム。
けっこう美味しいんだよね。
しかも、自分でつまむんじゃなくて、ひな鳥のように、夫に食べさせてもらうのがミソ。
どっちが病人だ?

という以前に、そういう、こっぱずかしい、むしろ変態的(?)行為も、
『仲良きことは美しきかな・・・』で済ませることができる(?)のが、
夫婦の醍醐味ですよね(?)。

ラブラブな恋人って、微笑ましくもちょっと煙たいとこもあるけど、
夫婦となると、現実の生臭い数々のことがらとも共に向き合わざるを得ませんから、
それでもなお、仲がいいってのは、わりあい、好意的に受け止められやすいもんね。
もちろん、人前ではラブラブっぽいことなんて、しませんし、
私たちもいつまでも仲がいいとは限りませんが。

なんていっても、ブログに書いてたら一緒か。

今日は、見た目が「冷奴」なものにお醤油をかけて、一口もらうと、これ・・・冷奴じゃない。
「うーん、高野豆腐でもないし卵豆腐でもないし、ちょっとデザートっぽい?
 でも、これ以外にお醤油をかけるべきものもないしねえ」
なんて、ふたりして首をひねる。

あとで夫がメニュー表を見たところによると、「豆乳かん」だったそうです。
ああ、そうだ、あれ、豆乳の味だったー!
しかし、お醤油が正解だったのかどうかは、謎。


さて、少々遅まきな話題ですが、
先日、天皇皇后両陛下がご結婚50周年を迎えられ、会見をされました。

天皇ご一家(かつての紀宮様、皇太子夫妻、秋篠宮夫妻を含む)が、
このように公式な会見をされたとき、
私は、必ずニュースサイトで、その要旨ではなく、会見の全文を読むことにしている。
好きなんです・・・・。

まあ事前に入念なチェックは入っているかもしれないし、
ブレーン(というのは失礼か? ご相談役?)みたいな人々の存在もあろうが、
そこらのお粗末な政治家さんなんかより、よっぽど「自分の言葉」で語られているなぁ、
と感じることが多く、特に天皇皇后両陛下の会見は、
いつのときでも美しくも平易な言葉でわかりやすく述べられ、
しかも奥深く示唆に富んだもので、感銘を受けてばかりだ。

このブログに行きついた人たちとも、ぜひこの感動をわかちあうべく、
全文掲載したいところだが、さすがに不敬に過ぎるかな?
というより、かなりのボリュームがあるので抜粋させていただきます。
不敬問題では五十歩百歩ですね。


今回の感じどころ、まずひとつめは、
ご結婚50周年の会見ですから、おふたりが、お互いについて思われていることについて。

(問)結婚50年にあたって

天皇陛下:
「皇后は結婚以来、常に私の立場と務めを重んじ、
 また、私生活においては昭和天皇をはじめ私の家族を大切にしつつ、
 私に寄り添ってきてくれたことをうれしく思っています。」

と、これはまあ、型どおりといえばいえる総括なのだが、このあとには、
若くして未亡人になられた天皇陛下の姉君とも家族として心から仲良くしてくれた、
などのエピソードが語られ、

天皇陛下:
「私ども2人は育った環境も違い、特に私は家庭生活をしてこなかったので、
 皇后の立場を十分に思いやることができず、
 加えて、大勢の職員と共にする生活には戸惑うことも多かったと思います。
 しかし、何事も静かに受け入れ、私が皇太子として、また、天皇として
 務めを果たしていく上に、大きな支えとなってくれました。」

と、皇后陛下の具体的なご苦労についても、ねぎらいの言葉を述べられている。
今の陛下は、「天皇=現人神」時代が子ども時代なので、幼いときからご両親とは離れ、
侍従とか乳母さん?みたいな方々にご養育されたんだよね。

さて、皇后陛下:
「50年前、普通の家庭から皇室という新しい環境に入りました時、
 不安と心細さで心がいっぱいでございました。
 今日こうして陛下のおそばで金婚の日を迎えられることを、本当に夢のように思います。」

そう、わたし世代にはむしろ通常のこととして受け止めている「民間からのお妃誕生」は、
美智子妃殿下が初めてだったのだ。
実際の生活の中でも、習慣の違いや皇族の方々とのご関係で、大変な苦労をされたというし、
マスコミにいろいろなことをはやし立てられたりするストレスで、
若い頃には失声症?のような症状で割と長い期間ご療養されたりしたとも聞く。

「夢のように思います」という言葉には、そのような、50年間に対しての、
言葉にならない万感の思い、みたいなものを感じて、
でも同時に、ご夫婦で歩んできたこの50年間は、きっと幸せだったのではないかな、
とも思える、本当に深い深い表現だと思います。


(問)銀婚式に際しての会見では、
   陛下は皇后さまに「努力賞」、皇后さまは陛下に「感謝状」を
   それぞれ差し上げたい、と言われたが、この金婚式は?

天皇陛下:
「結婚50年にあたって贈るとすれば「感謝状」です。
 皇后は「この度も努力賞がいい」としきりに言うのですが、
 これは今日まで続けてきた努力をよみしての感謝状です。
 本当に50年間よく努力を続けてくれました。
 その間にはたくさんの悲しいことやつらいことがあったと思いますが、よく耐えてくれたと思います。」

皇后陛下:
「このたびも私はやはり「感謝状」を、
 何かこれだけでは足りないような気持ちが致しますが、
 心を込めて「感謝状」をお贈り申し上げます。」


(問)50年の歩みのなかで、心に残っていることなどを。

天皇陛下:
「皇后はまじめなのですが、おもしろく楽しい面を持っており、
 私どもの生活にいつも笑いがあったことを思い出します。
 また皇后が木や花が好きなことから、
 早朝に一緒に皇居の中を散歩するのも楽しいものです。
 私は木は好きでしたが、結婚後、花に関心を持つようになりました。」

皇后陛下:
「このようなお答えでよろしいのか……。
 嫁いで1、2年のころ、散策にお誘いいただきました。
 赤坂のお庭はクモの巣が多く、陛下は道々クモの巣を払うための、
 確か寒竹だったか、葉の付いた、細い竹を2本切っておいでになると、
 その2本を並べてお比べになり、一方の竹を少し短く切って、渡してくださいました。
 ご自分のよりも軽く、少しでも持ちやすいようにと思ってくださったのでしょう。
 今でもその時のことを思い出すと、胸が温かくなります。」

なんて慎ましく、かわいらしく、お互いを思いやり、真心のこもった回答でしょう!
読んでる私のほうが、目から汗を出しそうです。

この会見が報道された翌日、糸井重里がHP上で、

「あの結婚は自分がまだ子どもの頃で、
 成婚パレードやなんかを見るために、テレビがバカ売れしたのはいうまでもなく、
 おふたりのブロマイド(?)もたくさんの人たちが買っていた。
 ふつうの家庭のお茶の間に、皇太子夫妻(当時)の写真が飾られている、
 なんてことが、当時はふつうにあったんだよ。

 それにしてもさぁ、この年齢で、こんなに仲の良さそうな夫婦って、
 あんまりいなくない?
 なんか、真剣に、感心してしまったんですよね。」

というようなことを書いていたが
(既にこのログは消えているので、私の記憶をもとに書いてます)、
皇族だからとかなんとかって関係なく、
たくさんの人が、こういう素朴な感想をもったんじゃないかな。


そして、もうひとつの感じどころは、「現人神」から「象徴天皇」の時代へと
皇室の役割が変わり、また、世の中も当然、大きく移り変わる時代を過ごされてきたことに対する回答。

少し長いですが、
これは今回の会見のかなりキモな部分だと思うので、
ぜひ書きとめておきたいし、また、読んでもらえるとうれしいので、引用します。

(問)時代にふさわしい新たな皇室のありよう、
   一方で守ってこられた皇室の伝統について、
   またそれを次世代にどう引き継いでいかれるのか?

天皇陛下:
「象徴とは、どうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず、
 その望ましいあり方を求めてこんにちに至っています。

 なお、大日本帝国憲法下の天皇のあり方と、
 日本国憲法下の天皇のあり方を比べれば、
 日本国憲法下の天皇のあり方の方が、
 天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇のあり方に沿うものと思います。

 守ってきた皇室の伝統についての質問ですが、
 私は昭和天皇から伝わってきたものはほとんど受け継ぎ、これを守ってきました。
 この中には新嘗祭(にいなめさい)のように古くから伝えられてきた
 伝統的祭祀(さいし)もありますが、
 田植えのように昭和天皇から始められた行事もあります。

 新嘗祭のように古い伝統のあるものはそのままの形を残していくことが大切と考えますが、
 田植えのように新しく始められた行事は、
 形よりはそれを行う意義を重視していくことが望ましいと考えます。
 従って現在、私は田植え、稲刈りに加え、前年に収穫した種もみをまくことから始めています。

 皇室の伝統をどう引き継いでいくかという質問ですが、
 先ほど、天皇のあり方として、
 その望ましいあり方を常に求めていくという話をしましたが、
 次世代にとってもその心持ちを持つことが大切であり、
 個々の行事をどうするかということは、次世代の考えに譲りたいと考えます。」

皇后陛下:
「陛下はご即位にあたり、これまでの皇室の伝統的行事、および祭祀とも、
 昭和天皇の御代(みよ)のものをほぼ全部お引き継ぎになりました。
 また、皇室が、過去の伝統とともに現代を生きることの大切さを深く思われ、
 日本各地に住む人々の生活に心を寄せ、人々とともに、
 今という時代に丁寧にかかわりつつ、一つの時代を築いてこられたように思います。

 伝統とともに生きるということは、時に大変なことでもありますが、
 伝統があるために、国や社会や家が、どれだけ力強く、
 豊かになれているかということに、気づかされることがあります。
 
 一方で、型のみで残った伝統が、社会の進展を阻んだり、
 伝統という名のもとで、古い慣習が人々を苦しめていることもあり、
 この言葉が安易に使われることは好ましく思いません。」

本当にねえ、非常に意義深い回答だと思うんよね。
こういうのを抜粋なしに多くの人々が読めるってことは、
このネット社会の素晴らしさを感じるし、日本の民主主義も捨てたもんじゃないなって思うね。
そして、ただ読んで感心するだけじゃなくて、
読み手がわに、「こう思ってるけど、どう?」ていう、投げかける力も持った回答。

耳に心地よい、きれいな言葉で、上っ面をなぞっただけではないからね。
こういう回答は、普段から・・・ていうか、長年にわたって、
この方たちが、「伝統とは」「皇室とは」「現代にあっての天皇とは」ということを、
まじめに、不断の努力で考え、実践し続けてこられてないと、出てこない。

「皇室に生まれただけで、お金の心配もなく、人に頭を下げる労働もなく、
 国民が納めた税金で、裕福な生活を送れるだなんて、天皇って何様なのよ?!」
というステレオタイプな意見や、

「天皇? いてもいなくても、俺らの生活に何の関係もないし。興味ないけど?」
ていう、私たち以降の世代の大半を占めるんじゃないかって考えもある。

天皇制度の是非については、あまりにもデリケートになるし、
私自身、「こうあるべきだ。」なんて確固たる意見はもてないんだけど、
皇族方、特に今の両陛下に対しては、
私はどうしても、尊敬の意、みたいなのをもたずにいられないんだよね。

いかに食いつめることなんてありえないとはいえ、
その立場は、望んで得たものではなく、逃れられないものだ。
あの高齢にあっても、おふたりは分刻みのスケジュールで、
あまりにも多くの仕事や儀礼をこなしている。
ちょっと調べただけでも、心底びっくりして、心配になるぐらいの過酷なものだ。

そして、それを、死ぬまで逃れられない。
敬意にしろ好奇心にしろ敵意にしろ、
世間のあらゆる目からも逃れられない。

そういう立場に生まれついた皇族の方々、
また、成人してから、そんな異常な世界に飛び込んでいったお妃の方々って、
相当な孤独感や無力感、葛藤から逃れられないんじゃないかって思う。

「どうして、自分はこういう星のもとに生まれたのか?」
なんて、若い頃から常に考え続けるなんていう人生、そうそう、ないじゃないですか。
こういう例えは不適切かもしれないが、
障害を負った人たちや、食べるものに困る人たちなどと同じぐらいに、
私のような凡人には想像もつかない生き方をされているんだと思う。

その中で、別に自分が望んでいるわけでもない境遇について、
ああも真摯に受け止め、常に考え、しかも表現できるんだな。
と思うと、天皇うんぬんにかかわらず、人間としての生き方に胸打たれてしまう。

皇室という世界に限らず、
形式的になりかねない、形骸化されかねない、「伝統」というものについて、
確固たる信念をもって取り組み、
かつ、きっと感じてこられた部分もあるだろうマイナス面についても
しっかり表現して、次世代が柔軟な対応をしやすいよう考慮した回答は、
家庭でも会社でも地域社会でもおおいに学ぶべきところがあるんじゃないかな、って思った。

さらに、

皇后陛下:
「伝統には表に表れる型と、内に秘められた心の部分とがあり、
 その二つがともに継承されていることも、
 片方だけで伝わってきていることもあると思います。
 
 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で活躍した日本の選手たちは、
 よろいも着ず、切腹したり、「ござる」とか言ってはおられなかったけれど、
 どの選手もやはりどこかサムライ的で美しい強さを持って戦っておりました。
 陛下のおっしゃるように、伝統の問題は、引き継ぐとともに、次世代に委ねていくものでしょう。
 私どもの時代の次、またその次の人たちが、
 それぞれの立場から、皇室の伝統にとどまらず、
 伝統と社会との問題に対し、思いを深めていってくれるよう、願っています。」

というWBCを例に引いた回答は、まさに時宜を得たもので、
また、控えめな表現ながらも皇后陛下のユーモアも感じられて微笑ましかったし、

天皇陛下:
「学士院賞や芸術院賞受賞者などを招いての茶会なども、
 皇后と共に関係者と話し合い、招かれた全員と話ができるように形式を変えました。

 短時間ではありますが、受賞者、新会員、皆と話をする機会が持て、
 私どもにとっても楽しいものになりました。」

などの回答も、
決して天皇制度という菊のカーテンに守られてきたのではなく、
常に新しいやり方を模索し、実行されてきたんだな、というのが感じられ、
本当に「夫婦二人三脚、そして周囲との協調」あっての50年だったんだな、と思って、
「はぁーーーー」っという深い感嘆のため息をついた私なのでした。

だいたい、50年間とあれば、山あり谷あり、どんなご夫婦にも
ひとかたならぬ歴史や思い出があるものだろうが、
そういうのを耳にする機会って、実際、ほとんどないし。

天皇皇后両陛下というのは、ひとまず置いたとしても、
夫婦50年、そして、人生のおおいなる先達の言葉として、感じ入っちゃうわけですよね。
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by emit9024 | 2009-04-15 00:15