みずうみ

毎回のことながら、決算作業の道は厳しい。会社にロングステイの毎日だ。
今のところ、イレギュラーな出来事は起こっていないのが救いだが、
なんせまだ4月に入って6営業日目と思えば、これから何が起こってもおかしくない。
決算に大幅な修正を加える必要に迫られるのだって、むしろレギュラーなのだ。
なんて諦念と共に受け容れることができるのも、年の功ですかね・・・。

最近、悲しいことを知った。
「ごはん日記」を読んで以来、大好きになった作家、いしいしんじさんの最新作には、私小説めいた章があるという。

ひんまがった童話のような物語作家のいしいさんが書く私小説。
いったいなんだろう?どうして?といぶかしんで情報の続きに目を走らせると、
その私小説には、彼の妻が妊娠5ヶ月で流産したことが書かれてあるというのだ。

「ごはん日記」においても、「園子さんと出会ったことで自分の人生は変わった」なんて、照れくさげに、でもはっきりと書かれているほど、仲良しなおふたり。
それでも容赦なく、そういうことは起こりうるのだ。

それは、「みずうみ」という小説なんだって。
みず。
この世に生まれた私たちの誰もが、最初に浸かっていたもの。
[PR]
by emit9024 | 2008-04-08 23:41


<< 外の女 今日から私はあなたの妻です >>